第45期棋王戦

2019年度の棋王戦

第45期棋王戦(だい45ききおうせん)は、2019年度(2018年12月12日 - 2020年3月17日)の棋王戦である。 挑戦者決定二番勝負では本田奎四段が佐々木大地五段に勝利し、初タイトル挑戦を決めた。四段昇段からタイトル挑戦までの期間が1年4ヶ月0日となり、屋敷伸之九段(1年2ヶ月11日)に次いで2位の記録。初出場棋戦で番勝負出場を決めたのは史上初である[1][2]。棋王戦五番勝負は、渡辺明棋王が3勝1敗で制し、8期連続での棋王獲得を果たした[3]

第45期 棋王戦
開催期間 2018年12月12日 - 2020年3月17日
前棋王 渡辺明
第45期棋王 渡辺明
棋王戦
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第45期棋王戦五番勝負

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対局者 第1局 第2局 第3局 第4局 第5局※
2020年
2月01日
(金沢)
2020年
2月16日
(宇都宮)
2020年
3月01日
(新潟)
2020年
3月17日
(渋谷)
2020年
3月30日
(東京)
渡辺明棋王 - 棋王位防衛
本田奎五段[注 1] -

※第5局は実施されず。

挑戦者決定トーナメント

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挑戦者決定二番勝負

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全勝進出者のアドバンテージとして☆を付記。

挑戦者決定戦
全勝通過 本田奎四段 ☆●○ 挑戦者
敗者復活 佐々木大地五段 ★○●

挑戦者決定トーナメント

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勝者組

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1回戦 2回戦 3回戦 準々決勝 準決勝 勝者組決勝
佐藤天彦九段
本田
本田奎四段
本田
行方尚史八段
本田
豊島将之名人
村山
村山慈明七段
村山
橋本崇載八段
屋敷
屋敷伸之九段 糸谷
糸谷哲郎八段 本田奎四段 全勝通過
久保利明九段
久保
石井健太郎五段
佐藤康
佐藤康光九段
佐藤康
斎藤慎太郎王座
丸山 A
丸山忠久九段
丸山
野月浩貴八段
山崎
山崎隆之八段 丸山
三浦弘行九段
黒沢怜生五段
菅井竜也七段 佐々大
谷川
谷川浩司九段 佐々大
佐々木大地五段 佐々大 B
深浦康市九段
深浦
阿久津主税八段
羽生
杉本昌隆八段
羽生
羽生善治九段
広瀬章人竜王 C
稲葉陽八段
稲葉
畠山鎮七段
畠山鎮
木村一基九段 稲葉
高見泰地七段
高見
大橋貴洸四段
広瀬
都成竜馬五段
都成
郷田真隆九段
松尾
松尾歩八段 広瀬
広瀬章人竜王

敗者復活戦

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1回戦 決勝
A 丸山忠久九段
佐々木大地五段 敗者復活
B 佐々木大地五段
C 広瀬章人竜王

予選

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1回戦 2回戦 3回戦 準決勝 決勝
藤井猛九段
藤井猛
真田圭一八段
遠山
遠山雄亮六段
遠山
村中秀史六段
宮田敦史七段
伊藤真吾五段
田中悠
田中悠一五段
宮田
宮田敦史七段
宮田
青野照市九段
千田翔太六段
石田
石田直裕五段
佐々大
富岡英作八段
佐々大
佐々木大地四段
佐々木大地五段[注 2]
佐藤慎一五段
佐藤慎
中座真七段
中村太
所司和晴七段
木下
木下浩一七段 中村太
中村太地七段
1回戦 2回戦 3回戦 準決勝 決勝
村山慈明七段
村山
金井恒太六段
村山
阿部健治郎七段
阿部健
北島忠雄七段
村山慈明七段
片上大輔七段
片上
泉正樹八段
佐々慎
日浦市郎八段
佐々慎
佐々木慎六段
田村康介七段
髙野秀
髙野秀行六段
髙野秀
高橋道雄九段
高橋
近藤誠也五段
髙野秀行六段
門倉啓太五段
門倉
長谷部浩平四段
中川
石川陽生七段
上野
上野裕和五段 中川
中川大輔八段
1回戦 2回戦 3回戦 準決勝 決勝
中田宏樹八段
中田宏
藤倉勇樹五段
鈴木肇
鈴木肇アマ 瀬川
瀬川晶司六段
瀬川
佐々木勇気七段 西尾明七段[注 3]
西尾明六段
西尾
藤森哲也五段
西尾
杉本和陽四段
杉本和
森下卓九段
鈴木大介九段
鈴木
大平武洋六段
鈴木
三枚堂達也六段
佐藤紳
佐藤紳哉七段
石井健太郎五段
近藤正和六段
石井
石井健太郎五段
石井
松本佳介六段
松本
岡崎洋七段 松本
横山泰明六段
1回戦 2回戦 3回戦 準決勝 決勝
窪田義行七段
窪田
小林宏七段
小林宏
土佐浩司八段 増田康
増田康宏六段
増田康
島朗九段 増田康宏六段
髙﨑一生六段
髙﨑
佐藤秀司七段
髙﨑
佐藤和俊六段
先崎
先崎学九段
永瀬拓矢七段
永瀬
及川拓馬六段
永瀬
塚田泰明九段
渡辺大
渡辺大夢五段
本田奎四段
長岡裕也五段
阿部光
阿部光瑠六段
本田
本田奎四段
本田
勝又清和六段 本田
中村修九段
1回戦 2回戦 3回戦 準決勝 決勝
丸山忠久九段
丸山
高田尚平七段
山本博
山本博志四段 丸山
渡辺正和五段
井出
井出隼平四段 丸山忠久九段
堀口一史座七段
千葉
千葉幸生七段
八代
八代弥六段
八代
戸辺誠七段
飯塚祐紀七段
飯塚
田中寅彦九段
飯塚
斎藤明日斗四段
上村
上村亘四段
青嶋未来五段
青嶋未来五段
青嶋
神谷広志八段
青嶋
金沢孝史五段
川上
川上猛七段 川上
森内俊之九段
1回戦 2回戦 3回戦 準決勝 決勝
畠山成幸八段
竹内
竹内雄悟五段
竹内
西川和宏六段
西田
西田拓也四段
杉本昌隆八段[注 4]
島本亮五段
島本
長沼洋七段
杉本昌
安用寺孝功六段
杉本昌
杉本昌隆七段
船江恒平六段
船江
今泉健司四段
船江
福崎文吾九段
古森
古森悠太四段
船江恒平六段
髙野智史四段
髙野智
梶浦宏孝四段
飯島
室岡克彦七段
小倉
小倉久史七段 飯島
飯島栄治七段
1回戦 2回戦 3回戦 準決勝 決勝
井上慶太九段
有森
有森浩三七段
有森
伊奈祐介六段 池永
東和男八段
池永
池永天志四段 阪口悟六段
小林健二九段
阪口
阪口悟六段
阪口
桐山清澄九段
小林裕
小林裕士七段
阿部隆八段
阿部隆
南芳一九段
大橋
浦野真彦八段
大橋
大橋貴洸四段
大橋貴洸四段
矢倉規広七段
中田功
中田功七段
中田功
藤原直哉七段
里見香
里見香奈女流四冠 澤田
澤田真吾六段
1回戦 2回戦 3回戦 準決勝 決勝
北浜健介八段
増田裕
増田裕司六段
増田裕
山本真也六段 豊川
豊川孝弘七段
豊川
脇謙二八段 都成竜馬五段
村田智弘六段
星野
星野良生四段
都成
都成竜馬五段
都成
宮本広志五段
村田顕弘六段
藤井聡
藤井聡太七段
藤井聡
西川慶二八段
中村亮
中村亮介六段
藤井聡太七段
平藤眞吾七段
牧野
牧野光則五段
牧野
伊藤博文七段
神崎
神崎健二八段 大石
大石直嗣七段

脚注

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注釈

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  1. ^ 挑戦者決定二番勝負に勝利し、タイトル挑戦による昇段を果たした[4]
  2. ^ 予選期間中に勝数規定による昇段を果たした[5]
  3. ^ 予選期間中に勝数規定による昇段を果たした[6]
  4. ^ 予選期間中に勝数規定による昇段を果たした[7]

出典

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  1. ^ 本田奎四段がタイトル挑戦を決める 第45期棋王戦 挑戦者決定二番勝負”. 日本将棋連盟 (2019年12月27日). 2020年9月9日閲覧。
  2. ^ 本田四段が棋王挑戦へ。四段昇段からタイトル挑戦までの最短期間2位に”. 日本将棋連盟 (2019年12月27日). 2020年9月9日閲覧。
  3. ^ 渡辺明棋王がタイトル防衛 第45期棋王戦五番勝負第4局”. 日本将棋連盟 (2020年3月17日). 2020年9月9日閲覧。
  4. ^ 本田奎四段が五段に昇段”. 日本将棋連盟 (2019年12月28日). 2020年9月9日閲覧。
  5. ^ 佐々木大地四段が五段に昇段”. 日本将棋連盟 (2019年2月26日). 2020年9月9日閲覧。
  6. ^ 西尾明六段が七段に昇段”. 日本将棋連盟 (2019年2月14日). 2020年9月9日閲覧。
  7. ^ 杉本昌隆七段が八段に昇段”. 日本将棋連盟 (2019年2月22日). 2020年9月9日閲覧。

外部リンク

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