第3逃亡者

1937年アルフレッド・ヒッチコック監督のイギリスの映画

第3逃亡者』(だいさんとうぼうしゃ、Young and Innocent)は1937年イギリスサスペンス映画。 監督はアルフレッド・ヒッチコック、出演はデリック・デ・マーニー英語版ノヴァ・ピルビーム英語版など。 ジョセフィン・テイの1936年の長編推理小説『ロウソクのために一シリングを』を映画化した作品である。 アメリカ合衆国での初公開時には『The Girl Was Young』のタイトルで一部のシーンが削除されている[1]

第3逃亡者
Young and Innocent
監督 アルフレッド・ヒッチコック
脚本 チャールズ・ベネット英語版
エドウィン・グリーンウッド
アンソニー・アームストロング英語版
ジェラルド・サヴォリ英語版(台詞)
アルマ・レヴィル(撮影用台本)
原作 ジョセフィン・テイ
ロウソクのために一シリングを
製作 エドワード・ブラック英語版
出演者 デリック・デ・マーニー英語版
ノヴァ・ピルビーム英語版
音楽 ルイス・レヴィ英語版
撮影 バーナード・ノールズ英語版
編集 チャールズ・フレンド英語版
製作会社 ゴーモン・ブリティッシュ
配給 イギリスの旗 GFD英語版
日本の旗 IP
公開 イギリスの旗 1937年11月ロンドン
日本の旗 1977年1月8日
上映時間 84分
製作国 イギリスの旗 イギリス
言語 英語
テンプレートを表示

ストーリー

編集

映画女優クリスティンの死体を偶然発見した青年ロバートは、殺人犯と誤解されて逮捕されてしまうが逃亡、警察に追われながらも、警察署長の娘エリカの助けを借りながら真犯人を探し出して自らの潔白を証明しようと奮闘する[2]

キャスト

編集

作品の評価

編集

Rotten Tomatoesによれば、18件の評論の全てが高く評価しており、平均して10点満点中7.62点を得ている[3]

最大の見どころとして、後半のクライマックスシーンにおけるクレーンを使った大がかりな移動撮影を通じて真犯人の居場所を観客にだけ先に明示してみせるワンシーン・ワンカットが挙げられている[2]

ヒッチコックの登場シーン

編集

開始15分ほどの裁判所前のシーンでカメラを抱えている[4]

出典

編集
  1. ^ Jeff Stafford. “The Girl Was Young (1938) - Articles” (英語). TCM.com. 2020年5月14日閲覧。
  2. ^ a b 第3逃亡者”. WOWOW. 2015年5月7日閲覧。
  3. ^ Young and Innocent (1938)” (英語). Rotten Tomatoes. 2020年5月10日閲覧。
  4. ^ The Girl Was Young (1938) - Trivia” (英語). TCM.com. 2020年5月14日閲覧。

外部リンク

編集