第19軍 (ドイツ軍)
第19軍 (ドイツ軍)(独Deutsche 19. Armee)は第二次世界大戦時のドイツ軍の部隊である。
第19軍 | |
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創設 | 1943年8月13日 |
廃止 | 1945年5月8日 |
所属政体 | ドイツ国 |
所属組織 | ドイツ国防軍陸軍 |
部隊編制単位 | 軍 |
担当地域 | 西部戦線 |
戦歴 | 西部戦線 |
歴史
編集1943年、第19軍はナチス・ドイツ占領下のフランス南部でフェルバー戦闘団(Armeegruppe Felber、第LXXXIII軍団)を主幹として編成され、連合軍によるフランス南部上陸を防ぐことを主任務に、ヴォージュ山脈、アルザス、バーデン、ヴュルテンベルクの防衛を担当した。第19軍は1945年1月から2月にかけて、コルマールの戦いで撃破された。
1945年前半、ドイツ第19軍の所属部隊は国民突撃兵と急遽仕立て上げられた部隊のみで、対する連合軍のフランス第1軍からの攻撃を防ぐのは不可能であった。フランス軍の装甲部隊の攻撃のために、第19軍はバーデン、シュヴァルツヴァルト、ヴュルテンベルクで分散され、1945年4月、シュトゥットガルト、ミュンジンゲンで撃破された第19軍の残存兵は1945年5月8日、降伏した。正式な降伏はアメリカ第VI軍団司令官エドワード・H・ブルックス少将が受け入れた。
司令官
編集着任 | 離任 | 階級(当時) | 氏名 |
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1943年8月13日 | 1944年6月 | 歩兵大将 | ゲオルク・フォン・ゾーデンシュテルン ( de:Georg von Sodenstern) |
1944年6月 | 1944年12月 | 歩兵大将 | フリードリッヒ・ヴィーゼ (de:Friederich Wiese) |
1944年12月 | 1945年2月 | 歩兵大将 | ジークフリート・ラスプ (de:Siegfried Rasp) |
1945年2月 | 1945年2月 | 歩兵大将 | ヘルマン・フェルチュ (de:Hermann Foertsch) |
1945年2月 | 1945年3月 | 歩兵大将 | ハンス・フォン・オープストフェルダー |
1945年3月 | 1945年5月 | 装甲兵大将 | エーリッヒ・ブランデンベルガー |
文献
編集- Tessin, Georg (1976). "Verbände und Truppen der deutschen Wehrmacht und Waffen-SS im Zweiten Weltkrieg 1939-1945" (Volume IV), Biblio Verlag, Osnabrück. ISBN 3-7648-1083-1.