第18独立海兵大隊 (ウクライナ海兵隊)
第18独立海兵大隊(だい18どくりつかいへいだいたい、ウクライナ語: 18-й окремий батальйон морської піхоти)は、ウクライナ海兵隊の大隊。第35独立海兵旅団隷下。
第18独立海兵大隊 | |
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創設 | 2014年5月30日 |
所属政体 | ウクライナ |
所属組織 | ウクライナ海兵隊 |
部隊編制単位 | 大隊 |
兵科 | 海兵隊 |
兵種/任務 | 水陸両用作戦 |
人員 | 423人[1] |
所在地 | オデッサ州サラタ |
愛称 | オデッサ |
上級単位 | 第35独立海兵旅団 |
戦歴 |
ドンバス戦争 ロシアのウクライナ侵攻 |
指揮官 | セルヒイ・デルドゥガ中佐 † |
概要
編集ドンバス戦争
編集ウクライナ領土防衛隊
編集2014年5月30日、ドンバス戦争の影響に伴い、ウクライナ領土防衛大隊の第18オデッサ領土防衛大隊としてオデッサ州オデッサで創設された[2]。
2014年6月からドンバス戦争に投入され、南部オデッサ州、東部ドネツィク州の検問所に配備された。
ウクライナ陸軍
編集2014年11月、ウクライナ陸軍に編入し、第28独立親衛機械化旅団隷下に配属され、第18独立自動車化歩兵大隊に改編された[1]。
ウクライナ海軍
編集2018年5月、ウクライナ海軍に編入し、新編の第35独立海軍歩兵旅団隷下に転属され、第18独立海軍歩兵大隊に改編された[3]。
ロシアのウクライナ侵攻
編集南部・ムィコラーイウ戦線
編集→「ムィコラーイウの戦い」も参照
2022年2月24日、ロシアのウクライナ侵攻では、南部ムィコラーイウ州ムィコラーイウ地区に配備され、4月にロシア軍をムィコラーイウで撃退した[4]。6月に南部ムィコラーイウ州の前線でセルヒイ・デルドゥガ大隊長が戦死した[5][4]。
南部・ヘルソン戦線
編集→「2022年ウクライナ夏季の反転攻勢」も参照
2022年8月、南部ヘルソン州ヘルソン地区に再配置され、11月中旬にヘルソンを解放してロシア軍はドニエプル川西岸から撤退した[4][6]。
東部・アウディーイウカ戦線
編集→「アウディーイウカの戦い (2022年)」も参照
編制
編集- 大隊本部(サラタ)
- 第1海兵中隊
- 第2海兵中隊
- 空中強襲中隊
- 迫撃砲中隊
- 兵站中隊
- 対戦車小隊
- 偵察小隊
- 工兵小隊
- 通信小隊
- 衛生小隊
- 水陸両用車小隊
脚注
編集出典
編集- ^ a b Окремі мотопіхотні батальйони (раніше батальйони територіальної оборони) Ukrainian Military Pages
- ^ オデーサに郷土防衛大隊が作られています ウクライナ国立ニュース
- ^ ВМСУ формують зенітно-ракетну частину Ukrainian Military Pages
- ^ a b c d 不屈の精神を示すドネツクの海兵隊員 ArmyInform
- ^ 戦闘中、海軍歩兵大隊の指揮官であるセルヒイ・デルドゥガが死亡した。 USIONLINE
- ^ Ukraine Is Attacking Everywhere フォーブス
- ^ ウクライナ軍に海兵隊創設へ MIL.IN.UA
外部リンク
編集- 部隊の戦死者リスト - 海軍隷下
- 部隊の戦死者リスト - 陸軍隷下
- Ukrainian Military Pages