第11高射特科大隊
第11高射特科大隊(だいじゅういちこうしゃとっかだいたい、JGSDF 11th Antiaircraft Artillery Battalion)は、北海道札幌市の真駒内駐屯地に駐屯していた、陸上自衛隊第11師団隷下の高射特科部隊であった。第11師団の旅団への改編により第11高射特科中隊へ縮小改編された。
第11高射特科大隊 | |
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創設 | 1989年(平成元年)3月24日 |
廃止 | 2008年(平成20年)3月25日 |
所属政体 | 日本 |
所属組織 | 陸上自衛隊 |
部隊編制単位 | 大隊 |
兵科 | 高射特科 |
人員 | 約250名 |
所在地 | 北海道 札幌市 |
編成地 | 真駒内 |
最終上級単位 | 第11師団 |
担当地域 | 道南 |
沿革
編集第11特科連隊第6大隊
- 1962年(昭和37年)1月18日:第11特科連隊第6大隊として真駒内駐屯地において編成完結。
- 1965年(昭和40年)1月20日:M51 75mm高射砲の配備に伴い、改編。
- 1972年(昭和47年)3月24日:35mm2連装高射機関砲 L-90の配備に伴い、改編。
- 1987年(昭和62年)3月26日:81式短距離地対空誘導弾配備に伴い、改編。
第11高射特科大隊
- 1989年(平成元年)3月24日:第11特科連隊第6大隊が分離独立、第11高射特科大隊として分離・独立、師団直轄となる。
第11高射特科中隊
廃止時の部隊編成
編集- 第11高射特科大隊本部
- 本部管理中隊「11高特-本」
- 第1中隊「11高特-1」
- 第2中隊「11高特-2」
整備支援部隊
編集主要幹部
編集代 | 氏名 | 在任期間 | 主な後職 |
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5 | 東川 弘 | 1995年8月1日 - 1997年7月31日 | |
6 | 深田光生 | 1997年8月1日 - 1999年7月31日 | |
7 | 市橋大樹 | 1999年8月1日 - 2002年3月22日 | |
8 | 東泊 優 | 2002年3月23日 - | |
9 | 諸石正弘 | - 2005年7月31日 | |
10 | 島守英次 | 2005年8月1日 - 2007年3月22日 | |
末 | 八木聖一郎 | 2007年3月23日 - 2008年3月25日 | 第7高射特科群長 |
主要装備
編集- 81式短距離地対空誘導弾
- 93式近距離地対空誘導弾
- 対空レーダ装置 JTPS-P14
- 低空レーダ装置 JTPS-P18
- 1/2tトラック/73式小型トラック
- 1 1/2tトラック/73式中型トラック
- 3 1/2tトラック/73式大型トラック
- 64式7.62mm小銃
出典
編集『高射のあゆみ二十年』 高射学校編 1982年