第十三博鉄丸(だいじゅうさんはくてつまる)は、かつて西海汽船が保有していた貨物船である。

第十三博鉄丸
基本情報
船種 貨物船
船籍 大日本帝国の旗 大日本帝国
所有者 博多湾鉄道汽船
西海汽船
運用者 博多湾鉄道汽船
西海汽船
 大日本帝国海軍
建造所 大阪造船所
母港 博多港/福岡県
東京港/東京都
姉妹船 準姉妹船:第七博鉄丸
経歴
進水 1940年12月1日
最後 1943年9月8日 被雷沈没
要目
総トン数 1,334トン
載貨重量 1,797トン
垂線間長 66.88m
型幅 10.90m
登録深さ 5.65m
主機関 三連成レシプロ機関 1基
推進器 1軸
出力 1,300IHP
最大速力 12.4ノット
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概要

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第十三博鉄丸は博多湾鉄道汽船の貨物船として大阪造船所で建造され、1940年(昭和14年)12月1日に進水した。

竣工後は博多湾鉄道汽船の貨物船として活動したが、太平洋戦争開戦後に西海汽船に移籍。

1943年(昭和18年)9月4日、第十三博鉄丸はパラオを出港してニューギニア島ウエワクへ向け単独航海中、8日に南緯02度48分 東経141度46分 / 南緯2.800度 東経141.767度 / -2.800; 141.767のホーランジア(現在のジャヤプラ)東方60浬地点付近で[1]で、アメリカ潜水艦ドラム(USS Drum, SS-228)に発見される。11時42分、ドラムは魚雷3本を発射し[2]、うち2本が左舷3番船倉と燃料炭庫に命中し、轟沈[1]。便乗者81名、備砲隊2名、船員16名が戦死した。

脚注

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参考文献

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関連項目

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外部リンク

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