第二高原川橋梁
第二高原川橋梁(だいにたかはらがわきょうりょう)は、かつて岐阜県飛騨市(旧・吉城郡神岡町)の高原川に架かっていた神岡鉄道神岡線の鉄道橋(廃橋)である。
概要
編集国鉄神岡線(後・神岡鉄道神岡線)の猪谷駅 - 神岡駅(後・奥飛騨温泉口駅)間の建設工事に伴い、1966年(昭和41年)に完成し、同年10月6日に供用開始した。西漆山駅(後・漆山駅) - 神岡口駅(後・神岡鉱山前駅)間の神通川支流である高原川に架かる全長77mの橋梁である。
なお、トラス桁は元々国鉄常磐線の利根川橋梁として1922年(大正11年)に製作されたものであり、1962年(昭和37年)の利根川橋梁架け替えに伴いトラス桁が撤去された[1]が、その後本橋梁への転用に伴い1963年(昭和38年)に宮地鉄工所(現・宮地エンジニアリング)が改造を行っている。
2006年(平成18年)12月1日の神岡線全線廃止に伴い、本橋梁の供用は終了となるが、その後も解体・撤去されずに現存している。
諸元
編集周辺
編集- 国道41号(越中東街道)
脚注
編集参考文献
編集外部リンク
編集- 鉄の輪がつなぐ人と地球 (PDF) - 一般社団法人日本鉄鋼連盟
- p.7に常磐線利根川橋梁からの転用について記載あり。
座標: 北緯36度22分54.1秒 東経137度16分38.2秒 / 北緯36.381694度 東経137.277278度