竹鼻鉄道デ1形電車
竹鼻鉄道デ1形電車(たけはなてつどうデ1がたでんしゃ)は、竹鼻鉄道が新製した木造四輪単車。
竹鼻鉄道デ1形電車(初代) 名鉄デ1形電車 | |
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デ1形1とデ1形4 | |
基本情報 | |
運用者 | 竹鼻鉄道・名古屋鉄道 |
製造所 | 名古屋電車製作所 |
製造年 | 1921年(大正10年) |
製造数 | 4両 |
主要諸元 | |
軌間 | 1,067 mm(狭軌) |
電気方式 | 直流600 V(架空電車線方式) |
車両定員 | 42人(座席22人) |
車両重量 | 8.64 t |
全長 | 8,534 mm |
全幅 | 2,489 mm |
全高 | 3,635 mm |
車体 | 木造 |
台車 | ブリル 21-E |
主電動機 | TDK 530B |
主電動機出力 | 40 PS |
搭載数 | 2基 / 両 |
歯車比 | 70 : 14 |
制御装置 | 直接制御 TDK DB-1-K4 |
制動装置 | 手ブレーキ・非常用発電ブレーキ |
備考 | 1944年の諸元表より[1]。 |
概要
編集竹鼻鉄道が新笠松駅(仮駅)・竹鼻駅間の開業のために新製した車両である。1921年(大正10年)にデ1 - 4の4両が名古屋電車製作所で製造された。1943年(昭和18年)に竹鼻鉄道が名古屋鉄道に吸収合併される。本形式は車番・車種記号ともに変化はなく、引き続き竹鼻線で運用される。
その他
編集脚注
編集- ^ 清水武、田中義人『名古屋鉄道車両史 上巻』アルファベータブックス、2019年、156頁。ISBN 978-4865988475。
参考文献
編集- 清水武、田中義人「名古屋鉄道車両史 上巻(創業から終戦まで)」2019年、アルファベータブックス刊 ISBN 978-4-86598-847-5