竹沢一郎
竹沢 一郎(たけざわ いちろう)は、日本の現代美術作家、画家である。 竹澤イチローは活動名。北海道紋別市出身で、初期の抽象表現主義的な作品やピンク色を基調にしたポップな作品、また、オリジナルキャラクター「セワッピー」などの作品で知られている[1]。
竹沢一郎 | |
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生誕 |
1960年6月10日 北海道紋別市生まれ |
国籍 | 日本 |
民族 | 日本人 |
出身校 | 1983年 道都大学美術学部ヴィジュアルデザイン学科卒業(紋別キャンパス)(現・北海道北広島市/星槎道都大学) |
職業 | 画家、グラフィックデザイナー、イラストレーター |
身長 | 178 cm (5 ft 10 in) |
体重 | 60 kg (132 lb) |
経歴
編集1960年、北海道オホーツク海に面した紋別市に生まれる。1983年に道都大学美術学部ヴィジュアルデザイン学科を卒業後、広告代理店でグラフィックデザイナーとして勤務した[2]。
1989年に有限会社ガイアシンフォニーを設立し、2003年にはイチローアートスタジオを東京都港区虎ノ門に開設した[2]。
芸術的特徴
編集竹澤イチローの芸術は、多様な側面と深い文化的アイデンティティを反映している。彼の作品は、北方民族ウイルタの伝統と現代的な表現を独自に融合させており、特に「セワッピー」シリーズで顕著である。
代表的な作品群
編集セワッピーシリーズ:北方民族の伝統と現代デザインを融合
カラフルな少女像
抽象的な富士山の表現
3Dプリンターで制作した立体作品
【受賞、グループ展など】
編集1982年 「第14回道美展」新人賞受賞/北海道立近代美術館(札幌)
1988年 「第4回コンテンポラリーアートEXPO Tokyo'88展」グランプリ受賞
銀座ミカレディー・ザ・スペース(東京)
・「ロサンジェルス Japan EXPO」コンベンションセンター/USA
・「第7回日本イラストレーション展」伊勢丹美術館/新宿
1990年 「国際花と緑の博覧会」政府苑招待出品(大阪)
1993年 「第2回ARTEX New York展」マーク・コスタビ賞受賞
1994年 「第2回ベニヤ版絵画コンクール」金賞受賞/尼崎・兵庫県
1999年 「第9回 ART BOX大賞展」月刊ギャラリー賞受賞/ART BOXギャラリー
2008年 「オホーツクの光凛」〜五大に響く太古の血脈〜画集処女出版/めるくまーる社刊
2010年 「第95回二科展」(東京国立新美術館)
・Artexpo New York
・ルーヴル美術館B1ギャラリー「明日の巨匠展」
カルーゼル・ド・ルーヴル(PARIS)
2013、2014年 「サロンドートンヌ」連続入選(PARIS)
2015年 「テーブルウェア・フェスティバル」東京ドーム
2016年 「ARTEX 台北展」フェニックスセンター鳳凰館3階/台北
2017年 「国内外の人気作家展」紀伊國屋書店新宿本店4階フォーラム
2018年 「サロン・ドートンヌを彩った画家たち展」八重洲ブックセンター1階ギャラリー
「第一回オホーツクからの新風展」を企画、毎年北海道紋別市在住、出身者の
作品を関東、広島などで紹介する。
2019年 「新春アートフェア」東急百貨店たまプラーザ店B1スキップコート
2020、2021年 「年末年始アートバザール」紀伊國屋書店新宿本店5階特設会場
2022年 「戦後現代アートの歴史」講演会/北海道紋別市立博物館
2023年 「ポップアートの見方」講演会/池袋コミュニティー・カレッジ
2024年 「第五回記念オホーツクからの新風展」銀座ミーツギャラリー[3]
メディア出演
編集フジテレビ「特ダネ」、NHK「ドキュメント72時間」、北九州テレビ、北海道放送などで紹介される。 週刊新潮、中央公論、美術手帖、朝日新聞、読売新聞、北海道新聞など各主要メディアに掲載される。[3][4]
著書
編集- 『オホーツクの光凛』(めるくまーる社、2008年)[5]