竹内良知
来歴
編集大分県出身。京都帝国大学卒。旧制松本高等学校教授、戦後は名古屋大学助教授、1977年関西大学教授。89年定年退任。スピノザ、西田幾多郎を研究、戦後はマルクス主義に傾いた。
著書
編集編著
編集翻訳
編集- 真理の探求 第1 マルブランシュ 創元社 1949 (哲学叢書)
- マルクス主義 アンリ・ルフェーヴル 白水社 1952 (文庫クセジュ)
- 形而上学叙説 単子論(ライプニッツ 世界大思想全集 河出書房 1954
- 哲学とは何か ハワード・セルサム 理論社 1955
- 講座哲学 全4巻 ポリツェル,ベス,カヴァンク 共訳 大月書店 1956
- 運命の転回 ルカーチ 真下信一,藤野渉共訳 平凡社 1957-58
- 百科全書序説(ダランベール 世界大思想全集 河出書房 1959
- マルクス主義と偏見なき精神 J.ルイス 真下信一,藤野渉共訳 1959 (岩波現代叢書)
- グラムシ選集 第1-3(分担)合同出版社 1961-62
- 科学教育論 ランジュバン 新村猛共訳 明治図書出版 1961 (世界教育学選集)
- 教育論 アンリ・ワロン,ジャン・ピアジェ 明治図書出版 1963 (世界教育学選集)
- 封建的世界像から市民的世界像へ フランツ・ボルケナウ 水田洋,花田圭介,矢崎光圀,栗本勤,元濱清海,山田宗睦,田中浩,菅原仰共訳 みすず書房 1965.9
- 20世紀のマルクス主義 R.ガロディ 紀伊国屋書店 1968
- ルソーとマルクス / ガルヴァーノ・デッラ・ヴォルペ 合同出版 1968
- 無神論 アンリ・アルヴォン 垣田宏治共訳 白水社 1970 (文庫クセジュ)
- マルクス以後のマルクス主義 ピエール・ファーヴル,モニク・ファーヴル 白水社 1971 (文庫クセジュ)
- 現象学と弁証法的唯物論 チャン・デュク・タオ 合同出版 1971
- マルクス主義の新しい展開 ガロディとの対話 ロジェ・ガロディ,クロード・グレイマン 番町書房 1973
- スピノザ哲学 ジョゼフ・モロー 白水社 1973 (文庫クセジュ)
- 科学認識論 ガストン・バシュラール 白水社 1974 (人間の科学叢書)
- 人間科学の諸理論 ジュリアン・フロイント 垣田宏治共訳 白水社 1974 (人間の科学叢書)
- 教育学と心理学 ピアジェ 吉田和夫共訳 明治図書出版 1975
- マルクス主義50語 ピエール・マッセ 中田平共訳 朝日出版社 1976
- 近代世界の哲学 シュンツァーからライプニッツへ/監訳 白水社 1976 (シャトレ哲学史 3)
- 技術の思想家マルクス / コスタス・アクセロス 垣田宏治共訳 創林社 1980.5
- 子どもの精神的発達 アンリ・ワロン 人文書院 1982.8
記念論集
編集- 教育の解放を求めて 鈴木祥蔵・竹内良知先生関西大学退職記念論集 明石書店 1990.10
脚注
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参考文献
編集- 日本人名大辞典