竹内清次郎
竹内 清次郎(たけうち せいじろう、1862年12月22日(文久2年11月2日)[1] - 没年不明)は、日本の商人(生糸商)[1][2]、政治家(前橋市会議員)[3]、実業家。前橋商工会議所顧問[4][5]。族籍は群馬県平民[1][2]。
人物
編集上野国(現・群馬県高崎市)生まれ[3]。宮崎源吉の弟[1][2]。1900年、竹内家の養子となった[3]。生糸商[1][2]、製糸業[4]を営んだ。弟の勝蔵と竹内合名会社を経営し、共に前橋市における実業界の重鎮であった[3]。
竹内撚織取締役[5]、上州絹糸紡績、広瀬川電力各監査役[5]、竹内商店代表社員(撚糸工場兼務)[6]などをつとめた。趣味は謡曲、囲碁、玉突き、俳句[5]。宗教は天台宗[5]。住所は群馬県前橋市本町[1][2]。
家族・親族
編集- 竹内家
- 養父・勝蔵[4]、あるいは勝造[1][2]
- 弟・勝蔵(1879年 - 1947年、前橋市長、龍興社・竹内商店各代表社員[6])
- 妻・てつ(1870年 - ?、養父・勝蔵の長女)[4]
- 二女・はる(1895年 - ?、群馬、澁澤金蔵の妻)[5]
- 男・金一郎(1897年 - ?、竹内撚織取締役)[5]
- 三男・徳治[5](1899年 - 1991年、官僚)
- 四男・秀(1902年 - ?、三品やすの養子、会社員)[5]
- 三女・英子(1904年 - ?、東京、菊池勇夫の妻)[5]
- 五男・孝(1908年 - ?)[1][5]
- 親戚
脚注
編集- ^ a b c d e f g h 『人事興信録 第5版』た156頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2019年3月30日閲覧。
- ^ a b c d e f 『人事興信録 第6版』た141頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2018年1月21日閲覧。
- ^ a b c d 『群馬県の代表的人物並事業』79-81頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2018年1月21日閲覧。
- ^ a b c d 『大衆人事録 第12版 北海道・奥羽・関東・中部・外地・満州・支那・海外篇』群馬10頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2018年1月21日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k 『人事興信録 第12版 下』タ203頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2018年1月21日閲覧。
- ^ a b 『日本全国諸会社役員録 第25回』群馬県株式ゐ、せ、合資合名い、り、下編56-合資合名を、よ、た、な、や、あ、き下編57頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2018年2月4日閲覧。
参考文献
編集- 蛯名慶五郎『群馬県の代表的人物並事業』蛯名慶五郎、1917年。
- 商業興信所編『日本全国諸会社役員録 第25回』商業興信所、1917年。
- 人事興信所編『人事興信録 第5版』人事興信所、1918年。
- 人事興信所編『人事興信録 第6版』人事興信所、1921年。
- 帝国秘密探偵社編『大衆人事録 第12版 北海道・奥羽・関東・中部・外地・満州・支那・海外篇』帝国秘密探偵社ほか、1938年。
- 人事興信所編『人事興信録 第12版 下』人事興信所、1940年。