竹内正人 (映像学者)

日本の映像学者、教育者、作家

竹内 正人(たけうち まさと、1953年 - )は、日本の映像学者、教育者、作家、神戸芸術工科大学芸術工学部非常勤講師[1]

経歴

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新潟県十日町市出身。日本大学藝術学部映画学科卒業後、東映東京撮影所(助監督)、有限会社映広音響(映画編集者)を経て日本工学院専門学校の教員となる。2013年に退任するまで、放送、音響、映像、環境・産業デザイン、演劇、マルチメディア、アニメーション他、多くの学科で教えた。担当科目も演出論、文芸、映像技術、数学、情報処理、電子工学と多岐にわたっている[2]

在職中より、プロットライター、テクニカルライターとして活動。小説や脚本十数作品が文学賞の候補になり、そのうち5本が受賞した[3][4][5][6][7][8]

2002年日本大学大学院総合社会情報研究科修了[9]

2003年より2018年まで立教大学文学部兼任講師[10]。2013年より2019年まで湘南工科大学工学部非常勤講師[7]。2019年より神戸芸術工科大学芸術工学部非常勤講師。

著書

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  • 詩集『春と秋には誰もいません』(細川一弘との共著)、1982年。
  • 詩集『冬のかたち』御幸印刷電算写植システム開発部、1989年。
  • ズバリ合格!第一種情報処理試験問題集‘92(監修)、ナツメ社、1991年。ISBN 4816313257
  • ズバリ合格!第一種情報処理試験問題集‘93(監修)、ナツメ社、1992年。ISBN 4816314601
  • 「映画の視点を演出する」『メディア・リテラシー』芸術メディア研究会編、静岡学術出版〈新メディア新書〉、2009年。ISBN 4903859185
  • 竹内正人「並置される表象」、『クロストーク 2号』芸術メディア研究会編、タイケン株式会社、2011年。ISSN 1884-0043

受賞歴

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  • 1995年 - 『やまくじら』第9回新潟日報文学賞[3]
  • 2000年 - 『ロードスター』第34回北日本文学賞宮本輝選奨[4]
  • 2010年 - 『真夜中の潜水艇』第20回ゆきのまち幻想文学賞入賞[5]
  • 2017年 - 『映写機』第27回ゆきのまち幻想文学賞準長編賞[6]
  • 2019年 - 『KANIKAMA』第6回日経「星新一賞」優秀賞受賞[8]

その他、第13回堺自由都市文学賞(2001年)や第33回新日本文学賞(2003年)[11] などの最終候補となっている。

脚注

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出典

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  1. ^ 神戸芸術工科大学大学教員プロフィール2019 42頁
  2. ^ 日本工学院専門学校、日本工学院八王子専門学校入学案内等 1990年度版~2012年度版
  3. ^ a b 『新潟日報』1995年11月1日付朝刊、13面(作品は12面)
  4. ^ a b 『北日本新聞』2000年1月1日付朝刊、58面(作品は2000年1月18日付朝刊、19面)
  5. ^ a b 『ゆきのまち幻想文学賞小品集』企画集団ぷりずむ 、2011年、ISBN 4906691374
  6. ^ a b 『ゆきのまち通信Vol.171』企画集団ぷりずむ 、2017年、雑誌81849-07
  7. ^ a b 『読売新聞』2017年4月7日付朝刊神奈川版、26面
  8. ^ a b 『日経サイエンス』日経サイエンス社、2019年、雑誌07115-05
  9. ^ 『日本大学大学院総合社会情報研究科紀要第3号』日本大学大学院総合社会情報研究科、2003年
  10. ^ 立教大学文学部履修要綱 2003年度版
  11. ^ 新日本文学賞受賞作候補作一覧 http://prizesworld.com/prizes/various/snhb.htm

外部リンク

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