立川ピン製作所
立川ピン製作所(Tachikawa&Co.,Ltd,)は、建築・梱包機器やその資材、ペン先などの文房具を製造する、日本の会社。
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒518-1151 三重県伊賀市白樫3279番地の1 |
設立 | 2020年8月 |
業種 | その他製品 |
法人番号 | 2190001027617 |
事業内容 | 木工建築資材、包装資材及び文具製品の製造販売 |
代表者 | 代表取締役社長 八田俊和 |
資本金 | 1,000万円 |
従業員数 | 50名 |
外部リンク | https://tachikawa-net.jp/ |
日本で鋼ペンを製造する数少ない2社のうち、1つ。
事業内容
編集参照:[1]
- ステーショナリー事業部
- コミックペン、カリグラフィーペン、ファインポイントペン、ゼムクリップ、ステープラ、ステープル、鋼ペン先、ペン軸 等
- ファスニング事業部
- 釘打機、連結釘、エアータッカ、工業針、フィニッシュネイル、ステープル、ガンタッカ、ハンマータッカ、オリジナルビス、連結ビス、エナボンド(接着剤)、エナフォーム(充填剤)、木造接合金物、耐震制振金物 等
- パッケージング事業部
- エアー封函機、封函針、自動封函システム製造 等
- 海外事業部
- 釘打機、連結釘、エアータッカ、工業針、エナフォーム(充填剤)、エナボンド(接着剤)、上記商品に関する貿易業務と海外工場管理その他 等
歴史
編集立川ピン製作所の歴史
編集海外の筆や万年筆などの先進的な舶来品を販売する「文具界」という名の商店が、立川ピン製作所の前身となる。
1935年(昭和10年)に創業。鋼ペン先、ピン針、ゼムクリップを製造するメーカーとして発足した。
2020年に、資金繰りが厳しい状況に陥り、再生ファンドの支援を受ける。
その後、中小企業整備基盤機構や地域金融機関等が出資し、株式会社三重リバイタル(以下、三重リバイタル)が運営するみえ中小企業再生2号ファンド投資事業有限責任組合の支援体制のもと、再出発を目指した。
そこで、株式会社立川ピン製作所が「株式会社ラストフォーエバー[4]」と名称を変更した後に、旧会社として清算した。
そして、みえ中小企業再生2号ファンドの100%子会社として、新会社「株式会社立川ピン製作所」を設立した。事業と従業員を旧会社から新会社「株式会社立川ピン製作所」へ承継し、新体制となって事業を再出発させている。
日光ペン先の歴史
編集1913年、東洋精鋼合資会社を、初代社長の鈴木久次郎が東京都小石川区で創業させる。
1915年、門馬将直が社長に就任。「日光」の商標を登録、ペン先の販売を開始しする。その後1964年に、日光ペン株式会杜に社名変更。
1991年に日光ペン株式会杜の日光ペン事業部は廃業となり、NIKKOブランドはタチカワ製作所(現:立川ピン製作所)に引き継がれる。
鋼ペン
編集現在、2つのブランドを持ち、「丸ペン」「日本字ペン」「スクールペン」「Gペン」「さじペン」といった種類を製造し販売している[5]。
- 「タチカワ(TACHIKAWA)」
- 「日光(NIKKO)」※カタカナ表記だと「ニッコー」
「日光」と「タチカワ」の違いは、ペン先の硬度である。「日光」は「タチカワ」に比べて硬度を柔らかく、「タチカワ」は固く製造している[5]。
脚注
編集関連項目
編集外部リンク
編集- 立川ピン製作所HP
- つけペン先のタチカワ/日光 (立川ピン製作所) (@tachikawapen) - X(旧Twitter)
- 株式会社立川ピン製作所 (@tachikawa_pen) - Instagram
- 立川ピン製作所 (@tachikawa_nikko) - Instagram