穴原温泉
福島市にある温泉
穴原温泉(あなばらおんせん)は、福島県福島市飯坂町湯野(旧国:陸奥国、明治以降は岩代国)にある温泉。
穴原温泉 | |
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温泉情報 | |
所在地 | 福島県福島市飯坂町湯野 |
座標 | 北緯37度50分35.3秒 東経140度26分21.7秒 / 北緯37.843139度 東経140.439361度座標: 北緯37度50分35.3秒 東経140度26分21.7秒 / 北緯37.843139度 東経140.439361度 |
交通 |
鉄道 : 福島交通飯坂線・飯坂温泉駅 車 : 東北自動車道・福島飯坂ICから15分 |
泉質 | 単純温泉 |
泉温(摂氏) | 60 °C |
pH | 8.4 |
液性の分類 | 弱アルカリ性 |
浸透圧の分類 | 低張性 |
宿泊施設数 | 5 |
外部リンク | 穴原温泉 |
飯坂温泉郷の一つとして扱われることが多い。もう一つ、奥飯坂温泉という名称がある。
概要
編集飯坂温泉街を摺上川沿いに、2キロ上流に入った場所に温泉地が広がる。温泉地の景色は季節によって、変化が楽しめる。
旅館6軒と共同浴場「天王寺穴原湯」が1軒存在する。同じ飯坂温泉といっても、歓楽的要素はなく、閑静な温泉地となっている。
従来の飯坂温泉とは、源泉が異なっている。
泉質
編集歴史
編集飯坂温泉の一部でもあるため、古くは「鯖湖の湯」と呼ばれた。伝説によると、日本武尊の東征にまで遡るといわれ、この地で湯治したといういわれが残る。また、俵藤太(藤原秀郷の幼名)が大百足を退治した際に、帰り血で汚れた衣服を泉の水で洗ったところ、その水が温泉に変わったとする開湯伝説も残る[1]。
西行法師もこの湯を訪れ、ここで「あかずして 別れし人のすむ里は 左波子(さばこ)の見ゆる 山の彼方か」と読み、そこから「鯖湖の湯」という名が定着した。源泉は至る所に点在し、農民、庶民などに重宝されている。
そのため、既に江戸時代から創業している旅館が多い。
交通
編集脚注
編集関連項目
編集外部リンク
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