稲田 陽一(いなだ よういち、1921年5月21日 - 2006年5月20日[1])は、日本法学者憲法)・弁護士岡山大学名誉教授。

略歴

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香川県高松市出身。第六高等学校卒、1947年東京帝国大学法学部政治学科卒[2]香川大学経済学部助教授、岡山大学法学部助教授、教授を務め、1987年定年退官、名誉教授となり[3]高岡法科大学法学部教授を務めた。弁護士。

著書

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  • 『憲法と私法の接点 基本権の第三者効力』成文堂 1970
  • 『続・憲法と私法の接点 公害と憲法戦略』成文堂 1975
  • 『被差別部落と天皇制 「不可侵 不可被侵」の原点より』三一書房 1977
  • 『地方自治とその原点』木鐸社 1988
  • 『不可侵不可被侵の憲法論 俗流憲法学批判』手帖舎 1989 晃洋書房 1990
  • 『国制史における天皇論 (SBC学術文庫)信山出版 1996

共編

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論文

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脚注

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  1. ^ 山陽新聞訃報、2006年5月21日
  2. ^ 『現代日本人名録』
  3. ^ 稲田陽一教授略歴・主要著作目録 (稲田陽一教授・日外喜八郎教授退官記念号)岡山大学法学会雑誌, 1987-03