稲崎 一郎(いなさき いちろう、1941年4月3日[1] - )は、日本の工学者工学博士。専門分野は生産工学・加工学。Society of Manufacturing Engineers(国際生産技術者協会)Fellow。2005年、同協会F.W.Taylor Research Medal受賞。

経歴・人物

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東京都出身[1]慶應義塾普通部慶應義塾高等学校慶應義塾大学工学部機械工学科卒業(1964年)。同大学院工学研究科機械工学修了。工学博士(1969年)。慶應義塾大学理工学部教授(1984年)、日本機械学会生産加工・工作機械部門長(1988年)、慶應義塾大学理工学部長、大学院理工学研究科委員長、カリフォルニア大学バークレー校客員教授(1998年)、中部大学教授(2007年)、同理事を経て、現在慶應義塾大学並びに中部大学名誉教授。International Academy for Production Engineering(CIRP)会長(2005)を務めるなど生産工学の学問発展を国際レベルで先導した業績が讃えられ、2006年福澤賞受賞、2018年Georg Schlesinger賞受賞。

受賞・学会活動・他

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脚注

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  1. ^ a b 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.394

外部リンク

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先代
伊東誼
日本機械学会生産加工・工作機械部門長
1988年 - 1989年
次代
西脇信彦