稲垣恭子
日本の教育社会学者 (1956-)
稲垣 恭子(いながき きょうこ、1956年1月2日 - )は、日本の教育社会学者。京都大学副学長・理事。京都大学名誉教授。京都大学大学院教育学研究科元教授で元科長・教育学部長。放送大学客員教授。
経歴
編集広島県出身。1978年京都大学教育学部教育社会学科を卒業。その後、同大学大学院教育学研究科に進学し、博士課程を退学。滋賀大学助教授、京都大学助教授、放送大学客員教授[1]を歴任し、京都大学大学院教育学研究科教授。2009年に『「女学生」という表象 : 歴史社会学的考察』によって、博士(教育学)(京都大学)を取得[2]。2017年教育学研究科長(-2020年3月)。2020年10月京都大学理事。2021年10月、京都大学副学長・理事(現職)。2022年4月同大名誉教授。
研究
編集稲垣は以下のような研究を行っている[4]。
著作
編集単著
編集編集
編集- 『不良・ヒーロー・左傾:教育と逸脱の社会学』竹内洋共編(人文書院、2002年)
- 『教育社会学』 岩永雅也共編(放送大学教育振興会、2003年)
- 『子ども・学校・社会:教育と文化の社会学』(世界思想社、2006年)
- 『ゆらぐ教員世界と教職の現在』(東洋館出版社、2010年)
- 『教育文化を学ぶ人のために』(世界思想社、2011年)
- 『教育における包摂と排除:もうひとつの若者論』(明石書店、2012年)
- 『日本の論壇雑誌:教養メディアの盛衰』竹内洋、佐藤卓己共編(創元社、2014年)