稲垣 優(いながき まさる、1908年12月2日[1] - 2006年1月6日)は、日本の数学者。専門は微分幾何学。第10代東海大学学長、第3代国際武道大学学長を務める。熊本県熊本市出身。

来歴

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東海大学水泳部初代主将 東海大学付属本田記念幼稚園、第3代園長も務めた。東海大学名誉教授、理事。1987年、勲二等瑞宝章受章[2]

略歴

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著書

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  • 稲垣優、寺田文行、今井正隆 共著『代数学幾何学演習と解法』(広川書店、1963年)
  • 土倉保、清水譲三、稲垣優 共著『大学理工系を主とした微分積分学』(養賢堂、1964年)
  • 牧野不二雄、稲垣優、清水譲三 監修『応用解析学』(東海大学出版会、1965年)
  • 稲垣優、清水譲三 共著『大学理工系を主とした代数学・幾何学』(養賢堂、1965年)

脚注

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  1. ^ a b 『現代物故者事典2006~2008』(日外アソシエーツ、2009年)p.69
  2. ^ 「秋の叙勲に4575人 女性が史上最高の379人」『読売新聞』1987年11月3日朝刊
先代
森田定市
第10代 東海大学学長
1984年4月 - 1987年3月
次代
松前達郎