種村 完司(たねむら かんじ、1946年- )は、日本の哲学者鹿児島大学名誉教授。鹿児島大学副学長、鹿児島県立短期大学学長、日本哲学会評議員などを務めた。

人物・経歴

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名古屋市生まれ[1]。1969年京都大学文学部哲学科卒、75年同大学院博士課程満期退学。96年「知覚のリアリズム 現象主義・相対主義を超えて」で一橋大学博士(社会学)。審査員は島崎隆岩佐茂古茂田宏[2][3]

1977年鹿児島大学講師、77年助教授、88年教授、2003年鹿児島大副学長、2010年鹿児島大を定年退任、名誉教授、鹿児島県立短期大学学長。2011年日本哲学会評議員[2]

著書

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  • 『知覚のリアリズム 現象主義・相対主義を超えて』勁草書房 1994
  • 『心-身のリアリズム』青木書店 シリーズ現代批判の哲学 1998
  • 『コミュニケーションと関係の倫理』青木書店 2007
共著

論文

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  1. ^ 『心-身のリアリズム』著者紹介
  2. ^ a b 鹿児島県立短期大学
  3. ^ 「博士論文要旨および審査要旨(種村完司・渡辺孝次・張英莉・岳希明・吉原直毅)」

外部リンク

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