秦野警察署
神奈川県秦野市にある警察署
秦野警察署(はだのけいさつしょ)は、神奈川県警察が管轄する警察署の一つである。
神奈川県秦野警察署 | |
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都道府県警察 | 神奈川県警察 |
管轄区域 | 秦野市 |
交番数 | 7 |
駐在所数 | 7 |
所在地 |
〒257-0056 神奈川県秦野市新町5番5号 |
位置 | 北緯35度22分34.3秒 東経139度12分25.3秒 / 北緯35.376194度 東経139.207028度座標: 北緯35度22分34.3秒 東経139度12分25.3秒 / 北緯35.376194度 東経139.207028度 |
外部リンク | 秦野警察署 |
概要
編集相模方面本部隷下、第五方面に属する中規模警察署であり、署長の階級は警視。識別章所属表示はGE。
所在地
編集管轄区域
編集- 秦野市
- 管轄面積:103.61km2
沿革
編集- 1868年(明治元年)頃 - 曽屋村(現在の秦野市本町地区)には伊セ原警察署秦野分署が設置されていた[1]。
- 1876年(明治9年)
- 1877年(明治10年)12月 - 内務省達により小田原署曽屋分署に改称[2][4]。
- 1878年(明治11年)5月 - 新庁舎落成[3]。
- 1887年(明治20年)1月 - 小田原警察署から分離独立して大住郡警察署が発足[5]し、大住郡警察署曽屋分署になる。大住郡のうち29ヶ村を管轄[6][7]。
- 1889年(明治22年)4月1日 - 曽屋村、上大槻村等が合併して大住郡秦野町が発足。
- 1893年(明治26年)12月 - 警察区画改正の県令により大磯警察署秦野分署になる[2][4]。秦野町、東西南北秦野村と大根村を管轄[3][8]。
- 1923年(大正12年)9月1日 - 関東大震災により秦野分署全焼[4]。当日は警察庁舎裏の空き地を仮の警察署とし、翌朝に曽屋小学校に移動して同時に避難所とした[1]。
- 1926年(大正15年)6月 - 分署廃止勅令により秦野警察署に昇格[2]。
- 1945年(昭和20年)9月17日 - 終戦に伴い進駐軍平塚駐留部隊の一部20名が秦野に移駐し、翌年1月17日まで4か月滞在。当初の10日間は警察署の2階に宿泊し、その後は横浜興信銀行(後の横浜銀行)秦野片町支店を接収した。撤退後は小田急大秦野駅(現・秦野駅)前と秦野橋(大川橋)に歩哨所が置かれた[9][10]。
- 1948年(昭和23年)[9]
- 1949年(昭和24年)
- 1951年(昭和26年)[9]
- 1954年(昭和29年)7月1日 - 警察法の改正に伴い、神奈川県警察が発足[2]。神奈川県秦野警察署となる。
- 1955年(昭和30年)1月1日 - 秦野市が発足。
- 1963年(昭和38年)
- 2005年(平成17年)4月1日 - 新庁舎が完成、移転(新町5-5)[6]。
- 2022年(令和4年)3月31日 - 南矢名交番を廃止[13]。
組織
編集(8課体制)
- ※「神奈川県警察の組織に関する規則(昭和44年神奈川県公安委員会規則第2号)」を参考にした。
交番・駐在所
編集- 秦野駅前交番
- 渋沢交番
- 鶴巻交番
- 東海大学駅前交番
- 南が丘交番
- 桜町交番
- 南矢名交番
- 斉ヶ分駐在所
- 名古木駐在所
- 東田原駐在所
- 菩提駐在所
- 戸川駐在所
- 堀西駐在所
- 菖蒲駐在所
廃止された交番
編集- 南矢名交番 秦野市南矢名947番地3 - 東海大学駅前交番に統合され2022年3月末廃止[14]
自動車ナンバー自動読取装置(Nシステム)
編集主な未解決事件
編集- 栄町における酒店女性店主に対する強盗致傷事件
脚注
編集- ^ a b c 落合政一『秦野誌並震災復興誌』落合政一、1925年、95-98,220頁 。
- ^ a b c d e f g 増田武夫『これが秦野だ』近代文芸社、1982年9月、102-103,130-131,149頁 。
- ^ a b c d e 『神奈川県中郡勢誌』神奈川県中地方事務所、1953年、202-204頁 。
- ^ a b c 神奈川県警察史編さん委員会 編『神奈川県警察史 上巻』神奈川県警察本部、1970年、291,470,929頁 。
- ^ 道路交通研究会 編『月刊交通 第31巻 第5号 通巻369号』東京法令出版、2000年5月、96頁 。
- ^ a b “沿革/秦野警察署/神奈川県警察”. 神奈川県警察. 2024年8月15日閲覧。
- ^ 大蔵省印刷局 編『官報1886年12月16日』日本マイクロ写真、1886年12月16日、168-169頁 。
- ^ 『神奈川県誌』神奈川県、1913年、523-524頁 。
- ^ a b c d 『秦野市史 通史 4 (現代)』秦野市、1988年12月、12-16,162-169,745頁 。
- ^ 『秦野市史 第6巻 (現代史料)』秦野市、1986年3月、13-20頁 。
- ^ a b 神奈川県警察史編さん委員会 編『神奈川県警察史 下巻』神奈川県警察本部、1974年、542-543,547,609-610,780頁 。
- ^ 警察法研究会 編『警察法の綜合的研究』立花書房、1949年、282-291頁 。
- ^ 「長者町、田浦、南矢名…8交番廃止へ 県警2021年度末」神奈川新聞 2021年2月26日閲覧
- ^ 「来年3月までに南矢名交番が統合へ」『タウンニュース』2021年4月16日。2024年11月23日閲覧。