秦野斎場
概要
編集秦野市は老朽化した秦野市営斎場の移転・新施設建設を計画していたが、1974年(昭和49年)1月14日の伊勢原市長より申し入れを受けて火葬場の設置・管理業務を共同処理することとなった。1976年(昭和51年)に火葬炉3基を有する本館と待合室3室等を含む待合棟が完成し、供用を開始した。1993年(平成5年)に火葬炉を5基体制(火葬能力17体/日)に増設し、1998年(平成10年)には待合室も2室増設して現在の規模となった。
2021年 (令和3年) 度の使用実績は、火葬3,117件となっている[1]。
なお、現在の施設の老朽化や今後の火葬需要に対応するために、2019年(平成31年)を目途に増築・改修を予定している[2]。2016年(平成28年)11月より増築・改修工事に着手。2018年(平成30年)4月に増築棟が竣工。2019年(平成31年)3月、待合棟の改修、火葬棟の解体が完了[3]。
施設
編集増築・改修前
- 火葬炉 5基
- 待合室 5室
- 駐車場 43台
- 敷地面積 5,191.27m2
増築・改修後
- 火葬炉 7基(1基増設スペースあり)
- 待合室 8室(当面は4室)
- 駐車場 43台
- 敷地面積 5,900m2
所在地・アクセス
編集- 鉄道
- 自動車
その他
編集増築・改修以前は、関東では珍しくなった煙突付きの火葬場であることから、近年はテレビドラマや映画の撮影にも利用されている[4]。
参考文献
編集- 秦野市伊勢原市環境衛生組合 『事業の概要 平成22年度版』 秦野市伊勢原市環境衛生組合、2010年。
外部リンク
編集脚注
編集- ^ “秦野市伊勢原市環境衛生組合 秦野斎場使用件数”. 秦野市伊勢原市環境衛生組合. 2023年7月9日閲覧。
- ^ 秦野斎場の増築、改修計画について秦野市伊勢原市環境衛生組合、2013年9月
- ^ “秦野斎場”. 株式会社 類設計室. 2023年7月9日閲覧。
- ^ TBS「3年B組金八先生」第5シリーズ第19回など。
座標: 北緯35度23分12秒 東経139度12分43.2秒 / 北緯35.38667度 東経139.212000度