秋田新幹線車両保有
秋田新幹線車両保有株式会社(あきたしんかんせんしゃりょうほゆう)は、かつて秋田県に本社を置いた第三セクター企業である。秋田新幹線用の鉄道車両を所有し(私有車)運行を行う東日本旅客鉄道(JR東日本)に貸し付けていた。
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
本社所在地 |
010-0001 秋田県秋田市中通7-1-1 |
設立 | 1995年5月16日[1] |
業種 | サービス業 |
事業内容 | リース事業 |
代表者 | 代表清算人 堀井啓一 |
資本金 | 115億7500万円 |
売上高 |
19億6100万円 (2008年度) |
総資産 |
114億3062万4000円 (2007年度末) |
従業員数 | 8名 |
決算期 | 3月末 |
主要株主 |
秋田県 99.6% 東日本旅客鉄道 0.4% |
特記事項:2010年3月31日解散、6月17日清算結了 |
概要
編集奥羽本線と田沢湖線の高速化利便性向上のため、秋田・盛岡間新幹線在来線直行特急化事業に係る、秋田・東京間の新幹線在来線直行運転車両を確保することを目的として秋田県とJR東日本が出資し設立された[2]。
2010年1月21日、所有車両のリース期間満了にともない、同年3月末をもって解散することが決議され[3]、同年3月31日に解散した。所有車両は23億5400万円でJR東日本に売却され、秋田県からの出資金115億円は返還された[4]。
沿革
編集所有車両
編集出典
編集参考文献
編集- 佐藤信之 『新幹線の歴史 - 政治と経営のダイナミズム』 中公新書(中央公論新社)、2015年。ISBN 4121023080