福島県道387号飯坂保原線
福島県の道路
福島県道387号飯坂保原線(ふくしまけんどう387ごう いいざかほばらせん)は、福島県福島市と同県伊達市とを結ぶ一般県道である。
路線概要
編集- 起点:福島市飯坂町平野(福島北警察署入口交差点 = 国道13号交点)
- 終点:伊達市保原町金原田(福島県道150号伊達霊山線交点)
- 総延長:16.794km[1]
- 実延長:13.024km
- 路線認定年月日:1996年(平成8年)12月27日[2]
福島市街地の北端を東西に横切り、伊達市保原地域に至る路線である。起点から国道4号交点(北幹線東入口交差点)までは「北幹線」と呼ばれており、国道13号と国道4号をつなぐ片側2車線のほぼ直線の幹線道路である。東北自動車道福島飯坂インターチェンジと国道4号を介する役割を担っており、沿線には物流業者の拠点も存在する。国道4号から東はほぼ全線片側1車線であり、県道4号と交差した後は福島工業団地のアクセス路として機能している。その先は伊達市保原町に入るが、富沢地区の終点付近では集落中心部にあたり、センターラインのない狭隘区間となっている。県道路線としての認定までは、国道13号から県道4号まで「福島市道平野岡島線」として整備がなされていた。
福島市と伊達市保原町富沢地区とを結ぶ県道は他に福島県道317号山口保原線と福島県道318号上小国下川原線があるが、どちらも幅員狭小、急カーブ急勾配で大型車両の通行が禁止されているため、大型車が直接行き来できる唯一のルートになっている。
重用区間
編集- 福島県道4号福島保原線(福島市鎌田字愛宕前 - 福島市岡島字荒小屋)
- 福島県道317号山口保原線(伊達市保原町富沢字上平 - 伊達市保原町所沢字河部)
- 国道349号・国道399号(伊達市保原町柱田字金山 - 伊達市保原町柱田字宮ノ内)
通過する自治体
編集接続・交差する道路
編集- 福島市
- 国道13号(飯坂町平野 福島北警察署入口交差点 起点)
- 国道4号(鎌田字下田 北幹線東入口交差点)
- 福島県道4号福島保原線 保原方面(鎌田字愛宕前 鎌田愛宕前交差点)
- 福島県道4号福島保原線 福島市街地方面(岡島字荒小屋)
- 伊達市
- 福島県道317号山口保原線 福島方面(保原町富沢字上平)
- 福島県道318号上小国下川原線(保原町富沢字下河原)
- 福島県道317号山口保原線 保原市街地方面(保原町所沢字河部)
- 国道349号(国道399号重複) 田村方面(保原町柱田字金山)
- 国道349号(国道399号重複) 角田方面(保原町柱田字宮ノ内)
- 福島県道122号梁川霊山線(福島県道150号伊達霊山線重複)(保原町金原田字中屋敷 終点)
道路施設
編集- 上八幡橋
- 蛭川橋
- 全長:22.5m
- 幅員:12.8m
- 竣工:1993年[4]
- 月の輪大橋
- (阿武隈川)
- 愛宕橋
- 全長:50.0m
- 幅員:13.5m
- 竣工:1995年[4]
- 福島市鎌田字新割から字月ノ輪に至り、一級水系阿武隈川水系胡桃川を渡る。
- (胡桃川 福島県道4号重用区間)
沿線
編集- 福島市
- 伊達市
- 伊達市立富成小学校
- 富成郵便局
- 伊達市立柱沢小学校
- ふくしま未来農業協同組合柱沢支店
脚注
編集- ^ 道路現況(一般県道) - 福島県土木部
- ^ 福島県路線図 - 福島県土木部
- ^ 平成26年橋梁点検結果 - 福島県土木部
- ^ a b 令和3年度橋梁点検結果(地方公共団体) - 国土交通省