神谷武
日本の外交官
神谷 武(かみたに たけし、1949年12月 - )は日本の外交官。国連公使等を経て、駐アルジェリア特命全権大使や駐パラグアイ特命全権大使を歴任。
人物
編集京都府京都市出身。高槻高等学校を経て、1973年京都大学法学部を卒業し、外務省入省。妻はエッセイストで元NHK職員の神谷ちづ子。
法務省入国管理局政策課長、国際連合日本政府代表部公使、リオデジャネイロ総領事を経て、2006年国際研修協力機構常務理事兼国際部長を経て、2008年10月駐アルジェリア特命全権大使。
2011年駐パラグアイ特命全権大使に就任。パラグアイ政府との間で、総額150万ドルの草の根・人間の安全保障無償資金協力プロジェクトを締結した[1]。2014年4月1日から鹿島建設株式会社顧問[2]。
同期入省
編集- 河野雅治(11年駐伊大使・09年駐露大使・07年外務審議官・05年総合外交政策局長)
- 塩尻孝二郎(11年EU大使・08年駐インドネシア大使・05年外務省大臣官房長)
- 天野万利(07年OECD事務次長)
- 塩崎修(08年駐ホンジュラス大使)
- 坂場三男(08年駐ベトナム大使・06年外務報道官・中南米局長)
- 伊藤哲雄(09年駐ハンガリー大使・05年駐カザフスタン大使)
- 加来至誠(11年駐ホンジュラス大使、07年駐エルサルバドル大使)
- 野川保晶(12年駐ニュージーランド大使、07年駐ミャンマー大使)
- 杉本信行(01年上海総領事)
- 鈴木一泉(10年駐コロンビア大使)
- 並木芳治(10年駐コスタリカ大使)
- 中村滋(11年駐マレーシア大使・06年駐サウジアラビア大使・04国際情報統括官)
- 岩谷滋雄(10年駐オーストリア大使・07年駐ケニア大使)
- 鹿取克章(11年駐インドネシア大使・06年駐イスラエル大使)
- 黒田義久(10年駐ウズベキスタン大使)
- 塩口哲朗(11年駐ベネズエラ大使・08年駐ヨルダン大使・06年国際協力銀行理事・04年駐コートジボワール大使)
- 水野達夫(07年駐ネパール大使)
- 堀江正彦(07年駐マレーシア大使・04年駐カタール大使)
- 岡田眞樹(11年駐タンザニア大使・09年農畜産業振興機構理事)
- 小林正雄(11年駐ガボン大使・10年官房調査官)
- 佐藤博史(12年駐キューバ大使)
- 川原英一(13年駐グアテマラ大使)
- 吉田潤(13年駐モーリタニア大使)
外部リンク
編集脚注
編集- ^ 国間関係 - 対パラグアイ経済協力 - 最近の実績
- ^ 「特別職国家公務員の再就職状況の公表について(平成26年4月1日~平成27年3月31日)」外務省
- ^ 『官報』号外第106号、令和6年4月30日