神田孝夫
神田孝夫(かんだ たかお、1937年6月3日[1] - )は、日本の法学者(民法)、弁護士。学位は、法学博士(北海道大学・論文博士・1989年)。小樽商科大学名誉教授、元北海学園大学大学院法務研究科教授。北海道斜里郡斜里町出身。
来歴
編集- 1956年(昭和31年)北海道旭川北高等学校卒業
- 1961年(昭和36年)北海道大学法学部卒業。
- 1962年(昭和37年)同社退社
- 1966年(昭和41年)北海道大学大学院法学研究科修了(指導教授:山畠正男)。
- 北海道大学法学部助手
- 1969年(昭和44年)小樽商科大学短期大学部講師。
- 1970年(昭和45年)小樽商科大学短期大学部助教授
- 1979年(昭和54年)小樽商科大学商学部主事
- 1984年(昭和59年)小樽商科大学商学部教授
- 1989年(平成元年)「不法行為責任の研究 責任主体論を中心に」で北海道大学より法学博士の学位を受ける[3]
- 1993年(平成5年)小樽商科大学大学院商学研究科教授。
- 2001年(平成13年)小樽商科大学停年退官[4]。同名誉教授。札幌大学法学部教授・同大学院法学研究科教授
- 2005年(平成17年)札幌大学退職。
- 2009年(平成21年)北海学園大学退職。
- 2010年(平成22年)弁護士登録
- 2017年(平成29年)秋の叙勲で瑞宝中綬章を受章[5][6]。
エピソード
編集業績
編集- 『使用者責任』(一粒社、1978年初版/1998年新版)
- 『教材民法判例』(共著、北海道大学図書刊行会、1983年)
- 『不法行為責任の研究』(一粒社、1988年)
- 『民法〈4〉契約・事務管理・不当利得(改訂版)』(有斐閣新書、1990年)
- 『論評ないし意見表明による名誉毀損と免責事由』(札幌法学、2003年)[8]
などがある。
脚注
編集- ^ 『北海道人物・人材情報リスト2004 かーと』日外アソシエーツ編集・発行、2003年、p645参照
- ^ 以下につき、『商学討究 第52巻2・3合併号』小樽商科大学、2001年12月 409頁以下、『北海道人物・人材情報リスト 2013 第1巻』日外アソシエーツ編集・発行 2014年を参照。
- ^ 博士論文データベース
- ^ 神田孝夫教授 最終講義
- ^ 平成29年秋の叙勲 中綬章受章者の顔触れ 産経ニュース アーカイブ 2018年12月5日 - ウェイバックマシン
- ^ “平成29年秋の叙勲 瑞宝中綬章受章者” (PDF). 内閣府. p. 5 (2017年11月). 2023年2月28日閲覧。
- ^ *栗本慎一郎『間違いだらけの大学選び-怒濤編』(朝日新聞社、1994年)p82以下
- ^ - 論評ないし意見表明による名誉毀損と免責事由(一) : 判例における「公正な論評」法理の生成と問題点(退職記念号)、CiNii - 論評ないし意見表明による名誉毀損と免責事由(二) : 判例における「公正な論評」法理の生成と問題点(追悼記念号)