神様の赤ん坊
『神様の赤ん坊』(かみさまのあかんぼう)は、2012年12月23日22:00 - 22:59に北海道発・プレミアムドラマで放送されたNHK札幌放送局制作のテレビドラマ(地域発ドラマ)である。主演は吉田栄作が務めた。函館市、小樽市、札幌市ほか北海道内でロケーション撮影された。
神様の赤ん坊 | |
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ジャンル | テレビドラマ |
脚本 | 橋口幸絵 |
演出 | 陸田元一(NHK札幌放送局) |
出演者 |
吉田栄作 奥貫薫 ほか |
エンディング | 神様の赤ん坊 メインテーマ[1] |
製作 | |
プロデューサー | 北生大介 |
制作 | NHK札幌放送局 |
放送 | |
放送国・地域 | 日本 |
放送期間 | 2012年12月23日 |
放送時間 | 日曜日 22:00 - 22:59 |
放送枠 | プレミアムドラマ |
放送分 | 59分 |
回数 | 1 |
作品紹介 |
あらすじ
編集岩館修一は函館市電の運転士である。修一はクリスマス・イブの終電の営業を終えて車庫に向かおうとした時、車内に放置された赤ん坊を見つけた。修一は最後に乗せた女性客が母親に違いないと思い、妻の瑞恵に電話し、赤ん坊の世話を頼んで自ら母親を探しに出かける。赤ん坊の母親・渡辺早智は札幌の大学生で、親に反対されたため父親である恋人・島崎拓海と二人で出産・子育てのために函館に来ていた。しかしそれから拓海は出産・生活費を稼ぐため、アルバイトに出かけたまま、音信不通となっていた。
一人で出産した早智は、病院からの催促や孤独の不安に耐えかねて、病院を飛び出してしまい、行く当てもなく電車に乗ったのだった。一方、瑞恵と修一は20年近くずっと二人きりで暮らしてきたのだが、実は子供を巡って辛い過去があったのだ。瑞恵は赤ん坊をあやしながら、修一と過ごした20年間を振り返り、そしてあの時の決断を思い出していた。修一もまたそのことは頭を離れてはいなかった。
登場人物
編集岩館 修一 ()- 演 - 吉田栄作
- 函館市電の運転手。妻の瑞恵とは二人暮らし。クリスマス・イブの終電に放置された赤ん坊を発見して、母親を探しに行く。
岩館 瑞恵 ()- 演 - 奥貫薫
- 修一の妻。花屋の店員。修一とは二人暮らしだが、寂しさを感じている。修一から任された赤ん坊の世話をしながら、過去を振り返る。
渡辺 早智 ()- 演 - 南沢奈央
- 札幌の大学生。同じ大学の拓海の恋人で、拓海の赤ん坊を妊娠するが、親に反対され、拓海と二人で札幌を離れて出産することを決意する。
島崎 拓海 ()- 演 - 渡辺大知(黒猫チェルシー)
- ミュージシャン志望の大学生。早智の恋人。アルバイトが忙しく、バンドの練習も休みがちだったため、結局脱退する。親に反対されたため、早智と二人で札幌を離れる決意をする。
- 神田
- 演 - 山野久治[注 1]
- 電車営業所の職員。赤ん坊の面倒は瑞恵に任せて帰宅する。
- 教会の修道女
- 演 - 藤村志保
- 行き場を失った早智が立ち寄った教会に仕えている。この教会には瑞恵も時々来ており、この日も赤ん坊の泣き声を聞いていた。
- 水族館のアルバイト女性
- 演 - 木村愛里
- 自称拓海のファン。帰りたいと望む拓海をカラオケに誘う。
- 水族館の職員
- 演 - 岩尾亮[注 2][注 3]
- 拓海の欠勤の願いを渋るが、結局許可する。
- 看護師
- 演 - 曽川留三子[注 4]
- 満室状態の病院で、早智に退院を促す。
スタッフ
編集脚注
編集- 注釈
- 出典
- ^ NHKネットクラブ 番組詳細 プレミアムドラマ 札幌局発地域ドラマ「神様の赤ん坊」 - ウェイバックマシン(2013年9月28日アーカイブ分)
関連項目
編集- 僕が父親になるまで - 本作のアナザーストーリー