神戸百年記念病院
神戸百年記念病院(こうべひゃくねんきねんびょういん)は、兵庫県神戸市兵庫区にある総合病院。正式名称は医療法人社団顕鐘会神戸百年記念病院である。医師の卒後臨床研修指定病院でもある。
神戸百年記念病院 | |
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情報 | |
正式名称 | 医療法人社団顕鐘会神戸百年記念病院 |
英語名称 | Kobe Century Memorial Hospital |
前身 | 鐘淵紡績兵庫工場付属診療所 → 鐘紡病院 → 鐘紡記念病院 → 医療法人社団鐘紡記念病院 |
標榜診療科 | 総合 |
許可病床数 |
199床 一般病床:199床 |
機能評価 | 一般100床以上200床未満:Ver5.0 |
開設者 | 医療法人社団顕鐘会 |
管理者 | 朝田 尚宏(院長) |
開設年月日 | 1907年(明治40年)8月 |
所在地 |
〒652-0855 |
位置 | 北緯34度39分31.8秒 東経135度10分6.8秒 / 北緯34.658833度 東経135.168556度 |
二次医療圏 | 神戸 |
PJ 医療機関 |
法人名の一字である「鐘」は、この病院がかつてカネボウの運営による「鐘紡記念病院」(かねぼうきねんびょういん)であったことに起因する。
沿革
編集- 1907年(明治40年)8月 - 鐘淵紡績兵庫工場付属診療所として従業員の診察に当る。
- 1923年(大正12年)6月 - 病院旧本館完成。生活困窮者には無料診察を行う。
- 1945年(昭和20年)3月 - 隣接の鐘淵紡績兵庫工場が空襲で焼失したものの、被災を免れた病院は診療業務を続ける。
- 1947年(昭和22年)6月 - 一般地域住民に開放し、地域社会への医療奉仕を開始。
- 1961年(昭和36年)6月 - 100床増床して、病床数を一般165床・結核100床となる。
- 1964年(昭和39年)6月 - 総合病院の名称使用を許可。
- 1971年(昭和46年)7月 - 「鐘紡兵庫病院」を「鐘紡病院」と名称変更。
- 1975年(昭和50年)5月 - 付属がん研究所設置(鉄筋地下1階地上5階)。
- 1978年(昭和53年)
- 5月 - 日本病院協会指定短期ドック実施病院となる。
- 12月 - 一般病床242床。基準看護特二類実施を承認される。
- 1987年(昭和62年)7月 - 鐘紡創立百周年記念事業の一環として病院の改築が決定。
- 1990年(平成2年)
- 4月 - 新本館竣工(鉄筋地下1階地上7階)「鐘紡記念病院」と名称変更。
- 5月 - 新本館が開院。
- 1995年(平成7年)1月17日 - 阪神・淡路大震災に遭遇。建物の被災は免れ、救援活動を行う。
- 1996年(平成8年)5月 - 救急医療指定病院となる。
- 1999年(平成11年)1月 - 日本医療機能評価機構より一般病院B認定される。
- 2002年(平成14年)6月 - 隣接する神戸ウイングスタジアム(現:ノエビアスタジアム神戸)で開催されたFIFAワールドカップを支援。
- 2003年(平成15年)
- 1月 - 人間ドック改装完了(1日30名体制に)。
- 3月 - 独身寮完成する。
- 7月 - 新病床区分「一般」届け出る。
- 11月 - 臨床研修医病院の指定を受ける。
- 2004年(平成16年)1月 - 日本医療機能評価機構より一般病院認定される。
- 2006年(平成18年)
- 4月 - 医療法人社団の設立を認可。NST設立。
- 7月 - 運営がカネボウから独立し、「医療法人社団鐘紡記念病院」に改称。
- 2007年(平成19年)8月 - カネボウの商標権がカネボウ化粧品に譲渡され、カネボウ化粧品が花王に譲渡されたことによりその商標が使えなくなることと、同病院が開院100周年を迎えることに当たり、名称を「医療法人社団顕鐘会神戸百年記念病院」に改称。
- 2009年(平成21年)4月 - 入院診療費算定にDPCを採用。
- 2011年(平成23年)4月 - 心大血管疾患リハビリテーションセンター開設。
- 2017年(平成29年)1月 - 認知症医療疾患センター開設
診療科等
編集交通アクセス
編集- 山陽本線(JR西日本):兵庫駅から連絡バスを利用。
- 神戸市営地下鉄海岸線:御崎公園駅を下車して徒歩。
関連項目
編集- 「アイ’ム ホーム 遥かなる家路」、「クローズZERO」 - ロケが行われた。
- 鐘紡前駅