神戸愉樹美
日本の古楽器演奏家
人物・来歴
編集教員一家に生まれる。フェリス女学院短期大学音楽科卒。学生時代は、ヴァイオリンを専攻し、久保田良作に師事する。短大卒業後、バーゼル市立音楽院(Schola Cantorum Basiliensis)に留学。ここで古楽器を学び、古楽器専攻でディプロムを取得。特にビオラ・ダ・ガンバを学ぶ。ハーグ王立音楽院留学。大橋敏成、H・L・ミュラー、W・クイケンに師事。
音楽活動
編集1976年に帰国してからは、リサイタル、レコーディング、テレビ番組などに出演して古楽奏者として活躍。また、古楽器演奏家の仲間と、神奈川県内で『プロ・ムジクス神奈川』というグループを結成し、教会などを会場にして演奏会を開き、ルネサンス・バロック音楽の普及に務める。
1998年以降、つくば古典音楽合唱団のコンサートミストレス、1999年から明治学院大学バッハアカデミー同人、国立音楽大学、フェリス女学院音楽学部講師を務めると共に、1983年以降、自ら『神戸愉樹美ヴィオラ・ダ・ガンバ合奏団』を結成し、演奏活動を行っている。
脚注
編集- ^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.505