磯崎公美
磯崎 公美(いそざき ひろみ、1965年3月20日 - )は、日本の元陸上競技選手(短距離走)。女子200m、400mの元日本記録保持者である。
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選手情報 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
フルネーム | 磯崎公美 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
国籍 | 日本 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
種目 | 短距離走 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
所属 |
神奈川県立山北高等学校 ナイキ・ジャパン | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
生年月日 | 1965年3月20日 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
生誕地 | 神奈川県 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
自己ベスト | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
100m | 11秒78 (1988年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
200m | 24秒00 (1982年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
400m | 53秒73 (1982年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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略歴
編集神奈川県出身。小田原市立白鴎中学校時代まではバレーボールの選手だったが、中学3年生の時に神奈川県立山北高等学校の体育館でおこなわれた練習試合の際、同校の陸上部顧問教諭から素質を注目され、翌年進学すると陸上部に入部した[1]。高校3年の1982年に、インターハイで100m・200m・400mの短距離3冠を達成。さらにニューデリーで開催されたアジア大会でも200m・400mに加え、4x100mリレーと4x400mリレーでも金メダルを獲得した。日本選手権では女子100mにおいて1度(1981年)、200mにおいては7度優勝(1981年、1982年、1984年-1988年)、400mにおいても2度の優勝(1983年、1987年)を誇った[2][3][4]。
高校卒業後はナイキ・ジャパンに入社。1986年のソウルアジア大会では400mで銅メダルであった。
28歳の時に現役を引退[1]。引退後もナイキ・ジャパンで陸上関連の活動を続けている。
主要大会成績
編集- 備考欄の記録は当時のもの
国際大会
編集年 | 大会 | 場所 | 種目 | 結果 | 記録 | 備考 |
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1982 | 第9回アジア競技大会 (en) | ニューデリー | 200m | 優勝 | 24秒22 | 日本記録 |
400m | 優勝 | 54秒43 | ||||
4x100mR | 優勝 | 45秒13 (4走) | アジア記録 | |||
4x400mR | 優勝 | 3分37秒44 (4走) | 日本記録 | |||
1985 | 第6回アジア選手権 (en) | ジャカルタ | 200m | 8位 | 24秒62 | |
4x100mR | 6位 | 46秒37 (4走) | ||||
4x400mR | 2位 | 3分39秒51 (2走) | ||||
1986 | 第10回アジア競技大会 (en) | ソウル | 200m | 5位 | 24秒20 (+0.18) | |
400m | 3位 | 53秒76 | ||||
4x100mR | 5位 | 46秒30 (2走) | ||||
4x400mR | 2位 | 3分39秒77 (4走) | ||||
1987 | 第7回アジア選手権 (en) | ジャカルタ | 200m | 3位 | 24秒18 | |
4x100mR | 5位 | 45秒72 (4走) | ||||
4x400mR | 2位 | 3分39秒70 (4走) | ||||
『日本陸上競技連盟七十年史』参照[5] |
日本選手権
編集- 6位以内の成績を収めた大会を記載
年 | 大会 | 種目 | 結果 | 記録 | 備考 | |
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1981 | 第65回日本選手権 | 100m | 優勝 | 12秒21 (-1.3) | ||
200m | 優勝 | 24秒63 (-2.3) | ||||
1982 | 第66回日本選手権 | 100m | 2位 | 12秒11 (+0.9) | ||
200m | 優勝 | 24秒18 (+1.1) | 日本記録 | |||
1983 | 第67回日本選手権 | 200m | 2位 | 24秒62 (-0.3) | ||
400m | 優勝 | 55秒60 | ||||
1984 | 第68回日本選手権 | 200m | 優勝 | 24秒42 (+1.7) | ||
1985 | 第69回日本選手権 | 200m | 優勝 | 24秒69 (+0.2) | ||
400m | 4位 | 56秒33 | ||||
1986 | 第70回日本選手権 | 200m | 優勝 | 24秒29 (-1.4) | ||
400m | 2位 | 54秒83 | ||||
1987 | 第71回日本選手権 | 200m | 優勝 | 24秒43 (-0.8) | ||
400m | 優勝 | 54秒37 | ||||
1988 | 第72回日本選手権 | 200m | 優勝 | 24秒48 (-0.2) | ||
『日本陸上競技連盟七十年史』参照[6] |
日本ランキング
編集- 10位以内に入った記録を記載
- 電動計時のランキングを記載
年 | 種目 | ランク | 記録 | 所属 | ||
---|---|---|---|---|---|---|
1981 | 100m | 4位 | 12秒04 | 山北高等学校 | ||
200m | 3位 | 24秒57 | ||||
400m | 1位 | 54秒59 | ||||
1982 | 100m | 4位 | 11秒99 | 山北高等学校 | ||
200m | 1位 | 24秒00 | ||||
400m | 1位 | 53秒73 | ||||
1983 | 100m | 4位 | 12秒02 | ナイキ・ジャパン | ||
200m | 1位 | 24秒34 | ||||
400m | 2位 | 54秒81 | ||||
1984 | 200m | 1位 | 24秒42 | ナイキ・ジャパン | ||
400m | 4位 | 55秒05 | ||||
1985 | 100m | 2位 | 11秒97 | ナイキ・ジャパン | ||
200m | 1位 | 24秒52 | ||||
1986 | 100m | 8位 | 12秒09 | ナイキ・ジャパン | ||
200m | 1位 | 24秒20 | ||||
400m | 1位 | 53秒76 | ||||
1987 | 100m | 1位 | 11秒92 | ナイキ・ジャパン | ||
200m | 1位 | 24秒06 | ||||
400m | 2位 | 54秒37 | ||||
1988 | 100m | 1位 | 11秒78 | ナイキ・ジャパン | ||
200m | 1位 | 24秒19 | ||||
400m | 7位 | 55秒58 | ||||
『日本陸上競技連盟七十年史』参照[7] |
脚注
編集- ^ a b 開校70年記念 山北今昔 - 神奈川県立山北高等学校(「平成24年5月31日」の箇所を参照。中学3年時のエピソードは、同校の『創立50周年記念誌』からの引用)
- ^ 第93回日本陸上競技選手権大会 過去の優勝者・記録 財団法人日本陸上競技連盟 2012-02-28閲覧。
- ^ 第93回日本陸上競技選手権大会 過去の優勝者・記録 財団法人日本陸上競技連盟 2012-02-28閲覧。
- ^ 第93回日本陸上競技選手権大会 過去の優勝者・記録 財団法人日本陸上競技連盟 2012-02-28閲覧。
- ^ 日本陸上競技連盟七十年史編集委員会「競技会記録 / 国際競技会」『日本陸上競技連盟七十年史』、ベースボール・マガジン社、1995年9月4日発行、1061-1123頁。
- ^ 日本陸上競技連盟七十年史編集委員会「競技会記録 / 日本選手権大会」『日本陸上競技連盟七十年史』、ベースボール・マガジン社、1995年9月4日発行、869-946頁。
- ^ 日本陸上競技連盟七十年史編集委員会「年度別日本10傑」『日本陸上競技連盟七十年史』、ベースボール・マガジン社、1995年9月4日発行、739-868頁。
関連項目
編集外部リンク
編集- 磯崎公美 - ワールドアスレティックスのプロフィール
記録 | ||
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先代 貝原澄子 (24秒27) 1980年9月20日 |
女子200m 日本記録保持者 (24秒18 - 24秒00) 1982年9月11日 - 1992年6月21日 |
次代 柿沼和恵 (23秒85) 1992年6月21日 |
先代 吉田淳子 (54秒89) 1981年6月5日 |
女子400m 日本記録保持者 (54秒59) 1981年10月15日 - 1982年5月23日 |
次代 吉田淳子 (54秒06) 1982年5月23日 |
先代 吉田淳子 (54秒06) 1982年5月23日 |
女子400m 日本記録保持者 (53秒73) 1982年10月5日 - 1992年9月18日 |
次代 柿沼和恵 (53秒45) 1992年9月18日 |