石附 実(いしづき みのる、1934年11月29日[1] - 2006年5月23日[2])は、日本教育学者。大阪市立大学名誉教授。専門は比較・国際教育学、近代日本比較教育文化史[3]

経歴

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新潟市生まれ。1959年京都大学教育学部卒業。1965年、同大学院博士課程満期退学。1973年「近代日本海外留学史の研究」で教育学博士神戸山手女子短期大学講師、1966-1968年、オーストラリア国立大学極東史研究所員。天理大学助教授。大阪市立大学文学部助教授、教授。1996年、定年退官、名誉教授京都女子大学教授。2005年退職。

著書

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  • 『近代日本の海外留学史』ミネルヴァ書房 1972、中公文庫 1992
  • 『国際化への教育』ミネルヴァ書房 1974
  • 『西洋教育の発見 幕末明治の異文化体験から』福村出版 1985
  • 『教育博物館と明治の子ども』福村出版 異文化接触と日本の教育 1986
  • 『日本の対外教育 国際化と留学生教育』東信堂 1989
  • 『世界と出会う日本の教育』教育開発研究所 1992
  • 『教育の比較文化誌』玉川大学出版部 1995
  • 『教育における比較と旅』東信堂 2005

共編著

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  • 『現代日本の教育と国際化』鈴木正幸共編 福村出版 異文化接触と日本の教育 1988
  • 『近代日本の学校文化誌』編著 思文閣出版 1992
  • 『比較・国際教育学』編著 東信堂 1996
  • 『オーストラリア・ニュージーランドの教育』笹森健共編 東信堂 2001

翻訳

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論文

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脚注

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  1. ^ 『現代日本人名録』
  2. ^ 石附実氏死去:47ニュース
  3. ^ 『教育における比較と旅』著者紹介