石門穴
部位
編集効能
編集筋肉・神経・血管
編集名前の由来
編集書物によっていろいろな説が載っているが、こじつけのようなものが多い。「石」と「食」が同音であり、三焦が消化機能に関係しているところから、「食門」が諱などの問題で、同音の石門に書き換えられたのではないかとされる。
その他
編集手の少陽三焦経の募穴であるが、「三焦」という概念が今ひとつわかりにくく、重要な経穴ではあるが、さほど重要視されていない。
婦人病に効果があるといいながらも、古典には、この穴に鍼すると、胎児が流産・死産することがあり、婦人への刺鍼は不可とされる。このため、妊娠の可能性のある年齢の婦人には、ここへ治療しない方が無難であると書いてある本が多い。