石澤顕

石澤顕（いしざわあきら、1956年（昭和31年）10月14日^[1] - ）は、日本の実業家、報道記者。日本テレビホールディングス及び日本テレビ放送網代表取締役社長・執行役員。

来歴・人物

福岡県出身^[2]。父は技術者だった^[3]。

東京大学文学部社会心理学科卒業^[2]^[3]。

1980年（昭和55年）4月に日本テレビ放送網に入社。報道局社会部に配属され、警視庁、法務省、労働省などを担当し、警視庁記者クラブサブキャップを務める^[4]。

1987年（昭和62年）9月に内臓疾患の手術を受けた昭和天皇の病状推移を受け、日本テレビが“昭和最後の日”を見据えた報道体制強化のため、1月に宮内庁担当記者となり、1989年（昭和64年）1月7日の昭和天皇崩御までの一連の出来事の取材・報道を担当する^[4]。

2002年（平成14年）に報道局政治部長、翌年に編成局チーフ・プロデューサーとなり、その後は編成局長、執行役員、常務取締役、専務取締役などに就く^[1]。

2022年（令和4年）6月29日付で日本テレビホールディングス及び日本テレビ放送網代表取締役社長・執行役員に就任した^[1]^[2]。2023年春には、朝のワイドショー『スッキリ』と関東ローカルのブランチタイム番組『バゲット』を終了させて新しいワイドショー番組『DayDay.』を立ち上げた。

^ ^a ^b ^c 代表取締役の異動及び役員の異動等に関するお知らせ (PDF) 日本テレビホールディングス 2022年5月12日
^ ^a ^b ^c 日テレHD社長に石沢顕氏杉山美邦氏は会長にサンケイスポーツ 2022年5月12日
^ ^a ^b “【インタビュー石澤顕・日本テレビ社長】健全な娯楽と民主主義を支える基盤として＜テレビ70年企画＞”. 民放online (2023年11月20日). 2024年2月26日閲覧。
^ ^a ^b 『昭和最後の日テレビ報道は何を伝えたか』日本テレビ放送網、1989年、124頁。