石川 翔子(いしかわ しょうこ、英語: Shoko Ishikawa, 1990年5月12日[1] - )は、東京都出身の日本の元フィギュアスケート選手(女子シングル)。

石川 翔子
Shoko ISHIKAWA
フィギュアスケート選手
2009年NHK杯 SPでの石川
撮影 David W. Carmichael
生誕 (1990-05-12) 1990年5月12日(34歳)
東京都
身長 166 cm
選手情報
代表国 日本の旗 日本
所属クラブ ムサシノFSC
明治大学
日本橋女学館高
昭和の森FSC[1]
引退 2015年
ISUパーソナルベストスコア
総合133.542008 JGPチェコスケート
SP53.522008 JGPスケートサファリ
FS83.452008 JGPチェコスケート

2009年、2011年NHK杯出場、2010年NRW杯優勝、2011年冬季ユニバシアード5位。

経歴

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日本橋女学館高等学校明治大学卒業。

小学2年のときに昭和の森スケートリンク(昭島市)でスケートを始めた[2]。2001年全日本ノービス選手権Aクラスで14位となる。2002年に全国有望新人発掘合宿に参加した。翌2003-2004シーズンからジュニアクラスへ進んだ。

2005-2006年シーズンの全日本ジュニア選手権で6位となった後、2006年にホームリンクが閉鎖し、首都圏のリンクを転々とすることを余儀なくされた[2]。2006年-2007年シーズンからISUジュニアグランプリに参戦する。

2007年5月から岡島功治に師事し[2]、同年の全日本ジュニア選手権では3位となる。推薦出場した第76回全日本選手権では8位となり、同選手権初出場の選手中最も順位の高い選手に贈られる新人賞を獲得した。2008年の全日本ジュニア選手権は6位。左足首のケガで練習不足だったという[3]

2009-2010年シーズンよりシニアクラスに移行し、初出場となったグランプリシリーズNHK杯では10位に留まった。

2011-2012年シーズン、練習場所が同じで親交のあった荒川静香フリースケーティングの振り付けを依頼、荒川の振り付け師としてのデビュー作であり話題となった。

2013-2014年シーズンで引退を決めていたが5月に左足首を骨折し、シーズンを棒に振ってしまった。その後もアルバイトをしながら競技を続け、最後のシーズンとして臨んだ2014-2015シーズンの第83回全日本フィギュアスケート選手権をもって現役を引退した。

技術・演技

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5種類の3回転ジャンプと身体を大きく使ったスケーティングを持ち味としていた[4]

主な戦績

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大会/年 03-04 04-05 05-06 06-07 07-08 08-09 09-10 10-11 11-12 12-13 14-15
全日本選手権 8 26[5] 9 15 26[5] 19
GPNHK杯 10 10
ネペラ記念 2
冬季ユニバーシアード 5
NRW杯 1
クリスタルスケート 3
全日本Jr.選手権 11 22 6 12 3 6
JGPスケートサファリ 4
JGPチェコスケート 4
JGPタリン杯 5
JGPブダペスト 5

詳細

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2014-2015 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2014年12月25日 - 28日 第83回全日本フィギュアスケート選手権長野 22
44.98
17
90.01
19
134.99
2012-2013 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2012年12月20日 - 24日 第81回全日本フィギュアスケート選手権札幌 26
40.56
- 26[5]
2011-2012 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2011年12月22日 - 25日 第80回全日本フィギュアスケート選手権門真 14
47.62
16
86.04
15
133.66
2011年11月10日 - 13日 ISUグランプリシリーズ NHK杯札幌 10
45.07
10
77.07
10
122.14
2011年9月28日 - 10月2日 2011年オンドレイネペラメモリアルブラチスラヴァ 2
46.88
3
88.67
2
135.55
2010-2011 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2011年1月30日 - 2月5日 ユニバーシアード冬季競技大会エルズルム 4
49.90
8
81.40
5
131.30
2010年12月24日 - 27日 第79回全日本フィギュアスケート選手権長野 10
49.04
6
100.59
9
149.63
2010年11月30日 - 12月5日 2010年NRW杯ドルトムント 1
54.33
2
92.26
1
146.59
2009-2010 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2009年12月26日-27日 第78回全日本フィギュアスケート選手権門真 26
39.54
- 26[5]
2009年11月28日-29日 2009年クリスタルスケートガラツィ 2
52.92
3
86.99
3
139.91
2009年11月5日-11月8日 ISUグランプリシリーズ NHK杯長野 10
44.28
11
75.35
10
119.63


2008-2009 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2008年11月23日-11月24日 第77回全日本フィギュアスケートジュニア選手権名古屋 9
46.74
7
88.78
6
135.52
2008年10月8日-12日 ISUジュニアグランプリ スケートサファリケープタウン 1
53.52
10
74.90
4
128.42
2008年9月17日-21日 ISUジュニアグランプリ チェコスケートオストラヴァ 3
50.09
3
83.45
4
133.54


2007-2008 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2008年3月6日-9日 2008年エイゴンチャレンジ杯ハーグ 2
44.84
2
90.14
2
134.98
2007年12月26日-28日 第76回全日本フィギュアスケート選手権大阪 8
50.10
7
92.47
8
142.57
2007年11月24日-25日 第76回全日本フィギュアスケートジュニア選手権仙台 9
41.56
2
89.40
3
130.96
2007年9月20日-22日 ISUジュニアグランプリ タリン杯タリン 3
44.32
5
74.66
5
118.98


2006-2007 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2006年11月25日-26日 第75回全日本フィギュアスケートジュニア選手権広島 2
45.04
18
63.23
12
108.27
2006年8月31日-9月3日 ISUジュニアグランプリ ブダペストブダペスト 2
41.01
6
63.72
5
104.73


2003-2006 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2005年12月10日-11日 第74回全日本フィギュアスケートジュニア選手権長野 4
46.16
6
80.50
6
126.66
2004年11月20日-21日 第73回全日本フィギュアスケートジュニア選手権大阪 23
32.64
22
54.71
22
87.35
2003年11月22日-23日 第72回全日本フィギュアスケートジュニア選手権京都 10 11 11


プログラム

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シーズン SP FS EX
2014-2015 メモリーズ・オブ・ゲイシャ
振付:宮本賢二
ミス・サイゴン
振付:荒川静香 仲谷静香
2012-2013 アイス・クイーン
by Paul Dinletir
振付:佐藤紀子
ヴァイオリン協奏曲
作曲:ピョートル・チャイコフスキー
振付:佐藤紀子
2011-2012 La Rosa (Tango)
振付:宮本賢二
ミス・サイゴン
作曲:クロード=ミシェル・シェーンベルク
振付:荒川静香
2010-2011 アイス・クイーン
by Paul Dinletir
振付:佐藤紀子
ヴァイオリン協奏曲
作曲:ピョートル・チャイコフスキー
振付:佐藤紀子
-
2009-2010 インカンテーション(シルク・ドゥ・ソレイユのキダムより)
作曲:ベノワ・ジュトラ
振付:佐藤紀子
ヴァイオリン協奏曲
作曲:ピョートル・チャイコフスキー
振付:佐藤紀子
-
2008-2009[2][6] インカンテーション(シルク・ドゥ・ソレイユのキダムより)
作曲:ベノワ・ジュトラ
振付:佐藤紀子
映画『タイタニック』サウンドトラック
作曲:ジェームズ・ホーナー
振付:佐藤紀子
-
2007-2008[2] Vamo' Alla Flamenco ゲーム『ファイナルファンタジーIX』より
作曲:植松伸夫
映画『タイタニック』サウンドトラック
作曲:ジェームズ・ホーナー
振付:佐藤紀子
Anytime, Anywhere
ボーカル:サラ・ブライトマン
2005-2006[1] 革命のエチュード
作曲:フレデリック・ショパン
テレビドラマ『大奥』サウンドトラック -

出典

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  1. ^ a b c 『フィギュアスケート選手名鑑 2006』新書館、2005年12月、p.28
  2. ^ a b c d e 『日本女子フィギュアスケートキャラクターブック 2008-2009』マガジンハウス、2008年10月、pp.64-65
  3. ^ 『ワールド・フィギュアスケート 36』新書館、2009年2月、p.69
  4. ^ 『フィギュアスケートDays Plus 2009-2010女子シングル読本』 ダイエックス出版 2009年9月 p.40
  5. ^ a b c d フリースケーティングに進出できず公式順位は付けられていない。ここではショートプログラムの順位を記している。
  6. ^ 「フィギュアスケート振付師ファイル」『フィギュアスケートDays vol.8』ダイエックス出版、2009年2月、pp.76-77

外部リンク

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