石川県道・富山県道325号良川磯辺線
日本の石川県と富山県の道路
石川県道・富山県道325号良川磯辺線(いしかわけんどう・とやまけんどう325ごう よしかわいそべせん)は、石川県鹿島郡中能登町と富山県氷見市を結ぶ一般県道(石川県道・富山県道)である。「良川磯部線」と表記されているものもみられるが[1]、これは誤りである。
一般県道(石川県道・富山県道) | |
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石川県道325号・富山県道325号 良川磯辺線 | |
路線延長 | 12.079km(実延長総計) |
陸上区間 | 8.184km(石川県部分) 3.895km(富山県部分) |
制定年 | 1972年(昭和47年) |
起点 | 良川交差点 (石川県鹿島郡中能登町) |
主な 経由都市 |
石川県鹿島郡中能登町 富山県氷見市 |
終点 | 富山県氷見市磯辺 |
接続する 主な道路 (記法) |
国道159号 |
■テンプレート(■ノート ■使い方) ■PJ道路 |
概要
編集- 起点:石川県鹿島郡中能登町良川り9番2地先[2](=良川交差点・石川県道2号七尾羽咋線交点)
- 終点:富山県氷見市磯辺字唐谷4[3](=富山県道18号氷見田鶴浜線交点)
石川県鹿島郡中能登町の旧鳥屋町の南部にある良川から東南東に進み、邑知地溝帯(邑知平野)に位置する、旧鹿島町の最勝講(さいすこ)を経て、徳前(とくぜん)に至る区間と、井田から南に向きを変えて、小竹(おだけ)の集落内に至る区間および小竹から標高300mから500m前後の山々(石動山地)を抜けて富山県氷見市に至る峠越えの区間で成り立っている。3つの区間とも、集落内の区間および山間部の区間は車両の行き違いができないほど幅員が狭い区間も存在する。
現況
編集車道は全区間舗装されているものの、幅員は1車線から1.5車線程度であり、ところどころに待避所が設置されている。また、地下水を水源とする消雪パイプが中能登町良川(534m)、同町井田(1,052m)、および同町小竹(258m)にそれぞれ設置されている。
歩道は中能登町良川地内(起点から約200mとJR七尾線踏切から最勝講手前)に設置されているが、いずれも車道片側のみである。富山県側には設置されていない。
歴史
編集接続道路
編集- 石川県道2号七尾羽咋線(石川県鹿島郡中能登町良川・良川交差点:起点)
- 石川県道112号良川停車場線(中能登町良川)
- 国道159号(中能登町徳前・ラピア鹿島交差点)
- 国道159号(中能登町井田・井田交差点)
- 石川県道244号七尾鹿島羽咋線(中能登町小竹)
- 石川県道244号七尾鹿島羽咋線(中能登町小竹)
- 富山県道18号氷見田鶴浜線(富山県氷見市磯辺:終点)
重複区間
編集- 国道159号(鹿島郡中能登町徳前・ラピア鹿島交差点 - 同町井田・井田交差点)
- 石川県道244号七尾鹿島羽咋線(中能登町小竹地内)
冬期閉鎖区間
編集通過する自治体
編集周辺
編集脚注
編集- ^ 『鹿島町史』 p747 鹿島町史編纂専門委員会、1985年
- ^ 『道路現況調書』 p125 石川県土木部道路整備課、2010年
- ^ a b 『道路現況調査資料』 p24 富山県、2010年。
- ^ 『大正十二年四月一日 石川縣公報 號外』 三百九十頁 大正十二年四月一日 石川縣告示第百九十五號。
- ^ 『昭和35年10月15日 石川県公報 第67号(号外)』p1218の17 昭和35年10月15日 石川県告示第504号。
- ^ 『昭和35年10月15日 石川県公報 第67号(号外)』p1218の23 昭和35年10月15日 石川県告示第505号。
- ^ 『昭和35年10月15日 石川県公報 第67号(号外)』p1218の28 昭和35年10月15日 石川県告示第505号。
- ^ 『昭和47年3月21日 石川県公報 第8386号』p7 昭和47年3月21日 石川県告示第218号。
- ^ 『昭和47年3月31日 石川県公報 第8389号』p12 昭和47年3月31日 石川県告示第236号。
- ^ 『昭和47年3月31日 石川県公報 第8389号』p13 昭和47年3月31日 石川県告示第237号。
参考文献
編集- 『道路現況調書』 石川県土木部道路整備課、2010年
- 『道路現況調書』 石川県土木部道路整備課、2009年
- 『道路現況調査資料』 富山県、2010年
- 『道路現況調査資料』 富山県、2009年
関連項目
編集- 石川県の県道一覧
- 富山県の県道一覧
- 富山県道・石川県道18号氷見田鶴浜線 - 当県道と同様、邑知地溝帯(邑知平野)を縦貫して、石動山地を峠越えをして、石川・富山両県を結んでいる県道。
- 石川県道・富山県道304号鹿西氷見線 - 同上。