石川 人麻呂(いしかわ の ひとまろ、生没年不詳)は、奈良時代の貴族。官位は従五位上・伊豆守。
孝謙朝の天平神護3年(767年)従五位下・弾正弼に叙任される。神護景雲2年(768年)大蔵少輔に遷るが、神護景雲3年(769年)能登守として地方官に転じる。
光仁朝の宝亀5年(774年)式部少輔に任ぜられて京官に復し、宝亀7年(776年)畿内諸国に検税使が派遣されると、人麻呂は大和国の検税使を務めた。宝亀8年(777年)従五位上・伊豆守に叙任されている。
『続日本紀』による。