石井志都子
日本のヴァイオリニスト
石井 志都子(いしい しづこ、1942年 - )は、日本のヴァイオリニスト。洗足学園音楽大学名誉教授[1]。桐朋学園大学名誉教授[1]。
石井志都子 | |
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生誕 |
1942年 日本山口県山口市 |
ジャンル | クラシック |
職業 | ヴァイオリニスト |
活動期間 | 1952年 - |
来歴
編集山口県山口市出身。ヴァイオリニストであった父・石井洋之助の元で、6歳からヴァイオリンを始める。その後、竹内文子、鷲見三郎、ジャンヌ・イスナールに師事。
1959年、渡仏。パリ音楽院にて、ガブリエル・ブイヨン、ジャック・フェヴリエに師事。パリ音楽院卒業後はソリストとして活動する一方、パリ音楽院管弦楽団のコンサートマスターを4年間務めた。
1970年より山口芸術短期大学、1974年より桐朋学園大学、1987年より洗足学園音楽大学にて後進の指導に当たる。2002年、第12回日本クラシック音楽コンクールに際し、日本クラシック協会より優秀指導者賞を受ける。
1972年、1974年、1979年にNHK教育「バイオリンのおけいこ」講師を担当した。
1998年、山口県文化功労賞受賞[1]。
コンクール歴
編集- 1952年、第6回全日本学生音楽コンクール(小学生の部)1位
- 1955年、第24回日本音楽コンクール第2位
- 1958年、第27回日本音楽コンクール第3位
- 1959年、第8回ロン=ティボー国際コンクール第3位
- 1961年、第9回ロン=ティボー国際コンクール第3位
- 1963年、第10回パガニーニ国際コンクール第3位
出演番組
編集- バイオリンのおけいこ(NHK教育)
著書
編集- 『或るヴァイオリニストの記 戦後の時代と共に生きて』かまくら春秋社(2014年)[1][2]ISBN 978-4774006260
脚注
編集- ^ a b c d 或るヴァイオリニストの記 戦後の時代と共に生きて - かまくら春秋社
- ^ “バイオリンを道連れに 石井志都子さん”. 毎日新聞. (2014年10月18日) 2018年3月19日閲覧。
参考文献
編集- 山口県広報マガジン「逸やまぐち」
- 洗足学園音楽大学・平成21年度大学教員紹介