矢野憲一
日本の神職、民俗学者、鮫研究家
来歴
編集三重県伊勢市生まれ。國學院大學文学部国史学科卒業。1962年神宮に奉職。神宮禰宜、神宮司庁広報課長、奉賽部長、文化部長、総務部副部長、神宮徴古館農業館館長。2002年退職、NPO法人五十鈴塾塾長。
1977年『ぼくは小さなサメ博士』で毎日児童小説賞、1979年日本旅行記賞、1980年樋口清之博士記念賞、児童福祉文化賞奨励賞受賞。「サメ博士」のあだ名がある[1]。子は矢野高陽(1972年-)。
著書
編集- 『鮫の世界』新潮社 1976
- 『ぼくは小さなサメ博士』平沢茂太郎絵 講談社 1978 のち青い鳥文庫
- 『鮫 ものと人間の文化史』法政大学出版局 1979
- 『魚の民俗』雄山閣出版 日本の民俗学シリーズ 1981
- 『魚の文化史』講談社 1983 のち講談社学術文庫
- 『枕の文化史』講談社 1985
- 『鮑 ものと人間の文化史』法政大学出版局 1989
- 『伊勢神宮 日本人のこころのふるさとを訪ねて』篠原竜写真 講談社カルチャーブックス 1991
- 『伊勢神宮の衣食住』東京書籍 東書選書 1992 のち角川文庫
- 『サメはほんとうにこわいのか』平沢茂太郎絵 講談社青い鳥文庫 1992
- 『徳利びっくり読本』力也 1995
- 『枕 ものと人間の文化史』法政大学出版局 1996
- 『杖 ものと人間の文化史』法政大学出版局 1998
- 『大小暦を読み解く 江戸の機知とユーモア』大修館書店 あじあブックス 2000
- 『亀 ものと人間の文化史』法政大学出版局 2005
- 『伊勢神宮 知られざる杜のうち』角川選書 2006
共著
編集論文
編集脚注
編集- ^ 『現代日本人名録』