矢田部美佐保
矢田部 美佐保(やたべ みさほ、1884年(明治17年)4月30日[1] - 没年不明)は、昭和時代前期の官吏。東京市江戸川区長、牛込区長。
経歴
編集矢田部一実の四男として島根県に生まれる[1]。日本大学法科を卒業し、1912年(明治45年)東京市に奉職する[1]。麹町区勤務、市庶務課、財務課、地理課勤務、広尾病院事務長を経て[1]、1934年(昭和9年)6月30日、江戸川区長に就任[2]。1936年(昭和11年)10月10月まで務めた[2]。
ついで豊島病院、駒込病院各事務長、社会局保護課長を経て[1]、1938年(昭和13年)12月24日、牛込区長に就任し、1940年(昭和15年)8月17日まで務めた[2]。
脚注
編集- ^ a b c d e 帝国秘密探偵社 1942, 1018頁.
- ^ a b c “江戸東京を知る_大東京35区物語_歴代区長一覧”. 東京都総務局. 2019年11月10日閲覧。
参考文献
編集- 帝国秘密探偵社 編『大衆人事録 第14版 東京篇』帝国秘密探偵社、1942年 。