矢崎美盛

日本の哲学者、美術史家 (1895-1953)

矢崎 美盛(やざき よしもり、1895年8月13日 - 1953年4月7日[1])は、日本哲学者美術史家

来歴

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山梨県東山梨郡八幡村(現山梨市)出身[1]。1916年第一高等学校卒業後[1]、1933年東京帝国大学文学部哲学科卒業[1]。1923年フランス、ドイツ、イタリアに留学し[1]、1925年法政大学教授[1]。1927年九州帝国大学助教授[1]、1935年同教授[1]。1948年東京大学文学部教授となり、美学や美術史を講じた[1]。皇太子への進講のほか、大正大学、東北大学、法政大学、早稲田大学の講師を兼任した[1]。1952年、病気のため職を辞し、翌年4月7日胃がんのため死去[1]

著書

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  • 『現代哲学思潮』改造社、1923
  • 『西洋哲学史』文信社、1927
  • ヘーゲル精神現象論』岩波書店(大思想文庫)1936
  • 『様式の美学』創元社、1944
  • 『唯物論史』斎藤書店、1948
  • 『アヴェマリア マリアの美術』岩波書店、1953

共著

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脚注

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  1. ^ a b c d e f g h i j k 矢崎美盛 :: 東文研アーカイブデータベース”. www.tobunken.go.jp. 独立行政法人 国立文化財機構 東京文化財研究所. 2022年12月10日閲覧。

外部リンク

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