真野明裕
真野 明裕(まの あきひろ、1942年6月22日 - )は、日本の翻訳家。
東京生まれ。1967年慶應義塾大学大学院英文科修士課程修了。 大学非常勤講師、河出書房の編集者を経て翻訳家に。1976年に退社してフリー。英米の小説を翻訳する。
翻訳
編集- 『かれら』(ジョイス・キャロル・オーツ、大橋吉之輔共訳、角川書店) 1973
- 『女ごころ 現代アメリカ女流8人集』(新書館) 1974
- 『マンク夫人』(エラ・レフランド、角川文庫) 1975
- 『エラリー・クイーン傑作集』(エラリー・クイーン、各務三郎編、番町書房) 1977
- 『消えた男』(ジョージ・C・チェスブロ、パシフィカ) 1978
- 『バーニーの冒険』(ドン・ブリーデス、パシフィカ) 1978
- 『早すぎた警告』(C・フィッツサイモンズ、文春文庫) 1979
- 『犯人殺し』(ジョナサン・グッドマン、文春文庫) 1979
- 『囁く石の都』(ジョージ・C・チェスブロ、パシフィカ) 1979
- 『クイーン推理と証明』(各務三郎編、講談社文庫) 1979
- 『ひとり立つ日 - 父に捧げる別れの歌』(ロバート・ニュートン・ペック、新書館) 1979
- 『ちょっとエベレストまで』(リック・リッジウェイ、講談社) 1980
- 『スパイは死に踊る』(フィリップ・ヴァン・リント、角川書店) 1980
- 『太陽の対話』(ジョン・ガードナー、早川書房) 1980
- 『死者がUFOでやってくる』(ロバート・グロスバック、創元推理文庫) 1981
- 『13の判決』(英国推理作家協会編、矢野浩三郎、深町真理子、高見浩、池央耿共訳、講談社文庫) 1981
- 『フィッシャーを殺せ』(クリストファ・フィッツサイモンズ、文春文庫) 1981
- 『用心ぶかい浮気女』(E・S・ガードナー、早川文庫) 1982
- 『マハーラージャ殺し』(H・R・F・キーティング、早川書房) 1982、のちハヤカワ・ミステリ文庫
- 『闇の展覧会 1』(カービー・マッコーリー編、矢野浩三郎共訳、早川文庫) 1982
- 『最後のチャンス 年刊ミステリ傑作選 1978』(エドワード・D.ホウク編、創元推理文庫) 1982
- 『ハイチムニー荘の醜聞』(ジョン・ディクスン・カー、早川文庫) 1983
- 『嘆きの氷像』(E・M・ビークマン、創元推理文庫) 1983
- 『マダム・タッソーがお待ちかね』(ピーター・ラヴゼイ、早川書房) 1983、のちハヤカワ・ミステリ文庫
- 『ゲスリン最後の事件』(フィリップ・マクドナルド、創元推理文庫) 1983、のち 改題『エイドリアン・メッセンジャーのリスト』
- 『バッグ・レディ探偵団』(リチャード・バース、早川文庫) 1984
- 『警察署長』上・下(スチュアート・ウッズ、早川書房) 1984、のちハヤカワ文庫NV
- 『奇跡のルーキー』(バーナード・マラムード、早川文庫) 1984
- 『ピカデリーの殺人』(アントニイ・バークリー、創元推理文庫) 1984
- 『ブルー・ハイウェイ アメリカ漂流』(ウィリアム・リースト・ヒート・ムーン、TBSブリタニカ) 1985、のち河出文庫
- 『見えないグリーン』(ジョン・スラデック、早川文庫) 1985
- 『ザ・ギャンブラー』(アルフレッド・アルヴァレズ、新潮社) 1985
- 『ザ・シシリアン』上・下(マリオ・プーヅォ、早川書房) 1985、のちハヤカワ文庫NV
- 『解き放たれた<プロメテウス>』上・下(フィリップ・ヴァン・リント、角川文庫) 1986
- 『風に乗って』(スチュアート・ウッズ、早川書房) 1987
- 『サイダーハウス・ルール』(ジョン・アーヴィング、文藝春秋 1987、のち文春文庫
- 『石油王ゲッティ 世界最大の富を築いた男の生涯』(ロバート・レンツナー、新潮文庫) 1987
- 『痩せゆく男』(リチャード・バックマン、文春文庫) 1988
- 『潮流の王者』(パット・コンロイ、早川書房) 1988
- 『狙われた弁護士』(チェスター・オクスナー、新潮文庫) 1989
- 『パリス・トラウト』(ピート・デクスター、早川書房) 1989
- 『カット!』(マルカム・ブラドベリ、福武書店) 1990
- 『チャタトン偽書』(ピーター・アクロイド 、文藝春秋) 1990
- 『男が大人になるまでに 「ベビー・ブーマー」世代の人生と意見』(ハリー・スタイン、河出書房新社) 1991
- 『リブラ 時の秤』(ドン・デリーロ、文藝春秋) 1991
- 『狩猟期』(ラッセル・バンクス、早川書房) 1992
- 『ひとりぼっちの目撃者』(デズモンド・ラウデン、早川文庫) 1992
- 『ラット・キング』(マイクル・ディブディン、新潮文庫) 1992
- 『一人のための正義』(ジョン・クラークスン、ハヤカワ文庫) 1993
- 『熱く危険な国』(ロバート・デイリー、早川書房) 1993
- 『野菜畑のインディアン』(バーバラ・キングソルヴァー、早川書房) 1994
- 『ダーティ・ウィークエンド』(ヘレン・ザハーヴィ、新潮文庫) 1994
- 『天国の豚』(バーバラ・キングソルヴァー、早川書房) 1994
- 『おとり捜査』(フリーマントル、新潮文庫) 1995
- 『無法地帯』(ジョン・クラークスン、ハヤカワ・ミステリアス・プレス文庫文庫) 1995
- 『真夜中のサヴァナ 楽園に棲む妖しい人びと』(ジョン・ベレント、早川書房) 1995、のちハヤカワ文庫NF
- 『父と子』(デイヴィッド・ヘイズ、ダニエル・ヘイズ、角川春樹事務所) 1995
- 『スタイルズ荘の怪事件』(アガサ・クリスティ、新潮文庫) 1995
- 『東京大震災 199X年の悲劇』(アルバート・アレツハウザー、徳間書店) 1996
- 『いつか晴れた日に 分別と多感』(ジェーン・オースティン、キネマ旬報社) 1996
- 『スピリチュアル・ウォーカー - 5000年後からのメッセージ』(ハンク・ウェスルマン、早川書房) 1996
- 『バイクで駆けたヴェトナム ホーチミン・ルート踏破の夢』(クリストファ・ハント、河出書房新社) 1997
- 『ネクスト・ウォー』(キャスパー・ワインバーガー、ピーター・シュワイツァー、二見書房) 1997、のち改題『次なる戦争』二見文庫
- 『密盟』(デイヴィッド・イグネイシャス、徳間書店) 1997
- 『埋み火』(ソール・ベロウ、角川春樹事務所) 1998
- 『屍泥棒』(ブライアン・フリーマントル、新潮文庫) 1999
- 『イエスの若き日』(コリン・デ・シルヴァ、二見書房) 1999
- 『仁義なき戦場 民族紛争と現代人の倫理』(マイケル・イグナティエフ、毎日新聞社) 1999
- 『プロレスラー知事』(ジェシー・ヴェンチュラ、飛鳥新社) 2000
- 『屍体配達人』上・下(ブライアン・フリーマントル、新潮文庫) 2000
- 『冷酷』(ポール・カースン、二見文庫) 2000
- 『恋々』(ローナン・ベネット、DHC) 2001
- 『なぜあの人はかくも元気なのか? 新しい生き方を見つける10の扉』(ジーン・D・コーエン、光文社) 2001
- 『心やさしく』(ロバート・コーミア、徳間書店) 2002
- 『氷の刃』(ポール・カースン、二見文庫) 2002
- 『マフィアをはめろ!』(スティーヴン・キャネル、小学館) 2002
- 『デーモンズ・アイ 冷凍庫に眠るスーパー生物兵器の恐怖』(リチャード・プレストン、小学館) 2003
- 『追われる警官』(スティーブン・キャネル、小学館文庫) 2003
- 『マイ・ゴッドファーザー 父は蜂の巣にされて死んだ - マフィア幹部の長男が回想する虚栄と修羅の日々』(アルバート・デメイオ、アスペクト) 2003
- 『鷲の巣を撃て』(マリ・デイヴィス、二見文庫) 2004
- 『英国占領』上・下(マリ・デイヴィス、二見文庫) 2005
- 『闇の展覧会』(カービー・マッコーリー編、広瀬順弘、矢野浩三郎共訳、早川文庫) 2005
- 『黒人ダービー騎手の栄光 激動の20世紀を生き抜いた伝説の名ジョッキー』(ジョー・ドレイプ、アスペクト) 2007
脚注
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