真・聖刻』(ラ・ワース)は、1995年4月21日ユタカから発売されたスーパーファミコンRPG

真・聖刻ラ・ワース
ジャンル ロールプレイングゲーム
対応機種 スーパーファミコン
開発元 Jフォース
発売元 ユタカ
プロデューサー 秋篠雅弘
ディレクター 秋篠雅弘
美術 只野和子
やまだたかひろ(メカデザイン)
人数 1人
メディア 8Mbカセット
発売日 1995年4月21日
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概要

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伸童舎のメディアミックス企画「ワースプロジェクト」の一つとしてゲーム化されたもの。テーブルトークRPGワースブレイド』や小説『聖刻1092』などと同じく世界(ア・ハーン大陸)を舞台にしている。特に『聖刻1092』の影響が強く、舞台となる地域や時代もほぼ同じで、共通する登場人物も出てくる。開発はJフォースが行い、キャラデザインやイラストレーターに只野和子を、メカデザインにやまだたかひろを起用。

ストーリー

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練法師集団「聖輪八門」の野望を打ち砕くべく、シフォンが伝説の操兵「白き操兵」を捜し求める[1]

キャラクター

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シフォン
主人公。盗賊団の少年。15歳。
ミシェルダ=カメル
ヒロイン。カルヴァレー国の王女。15歳。
ルシュナス=カーラング
17歳。ミシェルダの従兄弟にして自称婚約者。パーティに加わるのは一時期のみ。
アグーラ
もう一人のヒロイン。聖輪八門のメンバーの女。「水」の操兵を操る。スパイとしてパーティに潜入する。実はミシェルダの実姉(なおこれらの設定は、説明書の人物紹介でバラされている)。本名は「アルシェルダ=カメル」という。

システム

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戦闘
パーティで行う戦闘と、サイブレムという操兵(巨大人型兵器)に乗り込んで行う操兵戦の二種類がある。
いずれも、敵キャラは同時に二体までしか出現しない。
パーティ戦は最高三人で戦うコマンド入力式バトルだが、アイテムを使う事はできない。装備品の分類は武器と鎧だけで、どのキャラも全種類を装備できる。
フィールドでの戦闘と殆どのボス戦は、操兵戦となっている。操兵の攻撃力と防御力はシフォンの「器用度」というパラメーターに直結しており、操兵用の装備品や強化パーツなどは一切無い。
操兵を強くする為にはシフォンのレベルを上げ、人間用の装備を買うしかない(シフォン以外の仲間にも「器用度」は設定されているが、意味は無い)。
操兵戦のコマンドは命中率の高い「殴る」、威力で勝るが命中率で劣る「蹴る」の他、「逃げる」「防御」があるが、
操兵戦は搭乗者一人で戦うので「防御」の使い道は無い。また、防御を選択しても受けるダメージは減らない。
オートナビゲーションシステム
本作におけるフィールド移動システムの名称。
他の街やダンジョンに移動する際は移動先を選択する必要があり、指定すると強制的に目的地まで操兵に乗って歩いていく。
自由に歩くことや目的地に辿り着く前に戻る事はできない[1]
移動中にセーブすることは可能だが、到着直後に戦闘になることがあり、レベルと行き先によっては詰むのでしないほうがよい。
操兵の燃料は水であり、移動すると減っていく。酒場で買う事で満タンにできる。
説明書では「燃料が切れると移動できなくなる」とあるが、実際には敵に出会うと強制的に逃げ出すようになり、移動自体は出来る。

バグなど

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戦闘で全滅するとゲームオーバーとなり、タイトル画面に戻されるが、ここで「はじめから」を選ぶとバグ画面に飛ばされる[1]

また「ヤルマ砦」というマップの右下から、上記とは別のバグ画面へと行く事ができる。

バグではないが誤字も多く、「ミシェルダ」が「ミシュルダ」と何度も誤表記されたり、「教」が「救」になっていたりする[1]

出典

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関連項目

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