相良 徳三(さがら とくぞう、1895年8月4日 - 1976年8月21日)は、日本美学美術史学者、成城大学名誉教授。

来歴

編集

鹿児島県鹿児島市船津町出身[1]京都帝国大学美学美術史学科卒。東京日日新聞成城高等学校日本大学北京師範大学宮崎大学で教え、成城大学教授、1966年定年退任、名誉教授。美学・美術史などを研究、文芸評論や英文学の翻訳もおこなった。伊集院 斉の別名を使った。

著書

編集
  • 優留那 (文武堂書店 1917年)
  • ラファエロ 泰西名画家伝 第6 (日本美術学院 1921年)
  • 子供の美術史 エヂプトから現代まで 児童図書館叢書 第12篇 (イデア書院 1924年)
  • 日本美術史 飛鳥時代より明治時代まで 児童図書館叢書 第10篇 (イデア書院 1925年)
  • ミレー (アルス (アルス美術叢書) 1925年)
  • 美学史 文科大学講座 第9巻 (イデア書院 1929年)
  • 文学概論 文科大学講座 第10巻 (イデア書院 1929年)
  • 私の欧洲土産話 (玉川学園出版部 (児童図書館叢書) 1931年)
  • 展望車の窓から (伊集院斉 大畑書店、1934年)
  • 欧洲美術の歴史 エヂプトから現代まで 絵入文化叢書 第1 (清和書店 1936年)
  • レアリズム 近代美術思潮講座 第1巻 (アトリヱ社 1937年)
  • 美術と文化 (中央公論社 1941年)
  • 美の教養 (愛之事業社 1942年)
  • 大衆文学論 (伊集院斉 桜華社出版部、1942年)
  • 西洋絵画発達史 (三笠書房 (学芸全書) 1949年)

翻訳

編集

脚注

編集

参考文献

編集