直指寺(ちょくしじ、チクチサ)は、大韓民国慶尚北道金泉市にある仏教寺院。韓国仏教の最大勢力宗派である曹渓宗大韓仏教曹渓宗)の第8教区本寺。韓国最古の寺院の一つとされる。

直指寺

直指寺の山門
所在地 慶尚北道金泉市代項面雲水里216
山号 黄岳山 
宗派 曹渓宗
寺格 曹渓宗第8教区本寺
本尊 釈迦牟尼仏文殊菩薩普賢菩薩
創建年 418年新羅訥祇王2年・高句麗長寿王6年)
開基 阿度墨胡子
札所等 韓の国三十三観音聖地[1]第20番
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直指寺
各種表記
ハングル 직지사
漢字 直指寺
発音 チクチサ
日本語読み: ちょくしじ
ローマ字 Jikjisa
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歴史

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新羅に初めて仏教を伝えた高句麗の僧阿度墨胡子)が、418年新羅訥祇王2年・高句麗長寿王6年)に桃李寺と共に創建したと伝えられる。

李氏朝鮮の時代、太宗による1407年(太宗7年)の仏教弾圧の際、存続を許された88寺院の中に直指寺の名前はなく、廃寺になったようである。 世宗による1424年(世宗6年)の仏教弾圧の際も、存続を許された36寺院の中に直指寺の名前はなく、引き続き廃寺のままだったようである(朝鮮の仏教#李氏朝鮮時代の仏教弾圧)。

日明戦争の際、大部分の建物が焼失したが、光海君の時代の1610年光海君2年)に再建された。

脚注

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  1. ^ 韓の国三十三観音聖地のホームページ

外部リンク

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