白鳥山 (新潟県・富山県)

日本の飛騨山脈の山

白鳥山(しらとりやま)は、飛騨山脈(北アルプス)後立山連峰の最北端にある標高1,287mの新潟県糸魚川市富山県朝日町にまたがる。山姥山・上計呂山・寺山などの別称がある。

白鳥山
 南微東からの山容、犬ヶ岳から撮影。
標高 1,286.9 m
所在地 日本の旗 日本
新潟県糸魚川市
富山県下新川郡朝日町
位置 北緯36度56分40秒 東経137度42分39秒 / 北緯36.94444度 東経137.71083度 / 36.94444; 137.71083座標: 北緯36度56分40秒 東経137度42分39秒 / 北緯36.94444度 東経137.71083度 / 36.94444; 137.71083
山系 飛騨山脈後立山連峰
白鳥山 (新潟県・富山県)の位置(日本内)
白鳥山 (新潟県・富山県)
白鳥山の位置
プロジェクト 山
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概要

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朝日岳と日本海沿岸の親不知とを結ぶ栂海新道(つがみしんどう)上に位置する。山頂には三等三角点があり、新潟県と富山県の県境となっている。

毎年5月下旬、糸魚川市の親不知コミュニティーロード(市道天険親不知線)にて糸魚川ゆかりの英国登山家ウォルター・ウェストンの功績を称える「海のウェストン祭」が開催され、それに続いて白鳥山の山開きと登山が行われる。

新潟県側の麓の上路(あげろ)地区は謡曲山姥(やまんば)」の舞台となった場所であり、周辺には山姥伝説にまつわる山姥洞・山姥神社などがある。

登山ルート

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  • 栂海新道ルート
    • 途中の坂田峠(標高611m)までは舗装された林道を通って車で行くことができる。坂田峠下には駐車場もある。
    • 坂田峠からの登山口には金時坂と呼ばれる急登があり、鉄製の階段やロープが設置されている。
    • 金時坂から山頂へ向かう途中にシキ割と呼ばれる水場がある。ただし、夏場は水が枯れることがあるため、飲料水の携行は必須。
  • 山姥ルート
    • 坂田峠手前の分岐点から林道山姥線に入る。
    • 林道終点の駐車場から登山道を登り、山姥洞・鼓ヶ滝を経て頂上を目指す。
  • 榀谷(しなだに)ルート
    • 上路集落のはずれから榀谷を登り、山姥洞に至る。途中、徒渉点が2箇所ある。

周辺の山小屋

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  • 白鳥小屋(無人) - 山頂にある2階建ての山小屋1991年青海町(現・糸魚川市)が設置。1998年に焼失したが再建された。
  • 2008年に野外トイレが設置された。

近隣の山

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外部リンク

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