白金桟道橋(しろかねさんどうばし)は、東京都品川区上大崎2丁目のJR東日本山手線および山手貨物線埼京線湘南新宿ライン)を跨ぐ人道橋である。

白金桟道橋
基本情報
日本の旗 日本
所在地 東京都品川区上大崎2丁目
建設 1926年
座標 北緯35度38分11.3秒 東経139度42分53.9秒 / 北緯35.636472度 東経139.714972度 / 35.636472; 139.714972
構造諸元
形式 上路固定リブアーチ桁橋
材料 (古軌条
全長 24.4 m
2 m
地図
白金桟道橋の位置(東京都区部内)
白金桟道橋
関連項目
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式
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概要

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1926年昭和元年)竣工で、日本国内に現存する数少ない古レールを構造材に利用した跨線橋。JR目黒駅の北、約200 mの場所に位置する。山手線部分は単純な垂直橋脚だが、山手貨物線(埼京線)部分は掘割によって切土された部分までの高度差が大きいため、優美な曲線を描いたアーチ橋となっている。

著名な古レール橋としてはほかに、王子駅そばにある飛鳥山下跨線人道橋や、東十条駅北口の東十条北口跨線橋などがある。

橋の概要

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  • 構造形式 上路固定リブアーチ橋(主径間)・ラーメン桁橋
  • 橋長 25.4 m
  • 全幅員 3.20 m[1]
  • 有効幅員 2.00 m[2]
  • 支間長 不明
  • 竣工 1926年(昭和元年)[3]
  • 施工主体 鉄道省(推定)

ドラマの舞台

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脚注

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  1. ^ 橋梁長寿命化修繕計画” (PDF). 品川区. p. 12 (2020年4月). 2023年12月12日閲覧。
  2. ^ 白金桟道橋1933- - 土木学会附属土木図書館橋梁史年表。2023年12月12日閲覧。
  3. ^ 1933年開通と記されているソースもある。

外部リンク

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土木学会付属土木図書館デジタルアーカイブスより)