白布温泉
山形県米沢市にある温泉
白布温泉(しらぶおんせん)は山形県米沢市(旧国出羽国、明治以降は羽前国)にある温泉。白布高湯温泉とも呼ばれる。
白布温泉 | |
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温泉情報 | |
所在地 | 山形県米沢市 |
座標 | 北緯37度46分51.8秒 東経140度07分08.4秒 / 北緯37.781056度 東経140.119000度座標: 北緯37度46分51.8秒 東経140度07分08.4秒 / 北緯37.781056度 東経140.119000度 |
交通 | 鉄道:奥羽本線米沢駅よりバスで約50分 |
泉質 | 塩化物泉 |
泉温(摂氏) | 60 °C |
外部リンク | 白布温泉観光協会 |
米沢八湯の一つで複数の温泉旅館が「温泉米沢八湯会」に加盟している[1]。湯治場として400年を越える歴史を有しており、江戸時代には福島の高湯温泉、山形の蔵王温泉とともに奥羽三高湯に数えられた。
泉質
編集- 塩化物泉
- 源泉温度60℃
- 無色透明の源泉
湯量にも極めて恵まれており、源泉掛け流しの旅館が多い。
温泉街
編集標高約900メートルの吾妻山北西側に位置し冬季は雪深く、「秘境」的な現地の趣ある雰囲気に、東京をはじめ大都市圏からの観光客、オートバイでのツーリング客、またシーズン時にはスキー客も多い。
老舗である中屋旅館・東屋旅館・西屋旅館をはじめとする数軒の旅館が存在する。かつては昔ながらの茅葺き屋根で訪れる人々の心を癒した。現在では西屋旅館のみが茅葺屋根である。
歴史
編集開湯は1312年であるとされる。武士であった佐藤宗純が、鷹が温泉で傷を癒しているところを発見したとされる。
白布温泉の名前の由来は複数存在する。
- 温泉発見時の鷹に白い斑点があり、白斑鷹湯と名づけられ、それが転じて白布高湯、白布温泉となった。
- 温泉の流れる様が白い布のようであった。
- アイヌ語で霧氷のできる場所の意味である、シラブに由来し、後に漢字をあてがった。
1604年から1615年の間、当地に米沢藩の鉄砲製造場が置かれた。
中屋旅館、東屋旅館、西屋旅館の茅葺屋根の並びが名物であったが、2000年3月25日午後5時5分頃に中屋旅館を火元とする火事により、中屋旅館、東屋旅館が全焼した。
アクセス
編集- 公共交通機関:JR米沢駅より山交バスで約50分。
- 道路:山形県道・福島県道2号米沢猪苗代線
周辺
編集脚注
編集外部リンク
編集- アラウンド西吾妻 白布温泉・新高湯温泉
- 白布温泉観光協会 - ウェイバックマシン(2008年6月21日アーカイブ分)
- 温泉米沢八湯会