白川橋 (飛騨川)
岐阜県白川町にある橋
白川橋(しらかわばし)は、岐阜県加茂郡白川町の飛騨川にかかる橋梁[1]。歩行者・自転車専用の吊橋である。土木学会選奨土木遺産。登録有形文化財。
白川橋 | |
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基本情報 | |
国 | 日本 |
所在地 | 岐阜県加茂郡白川町河岐500-7他 |
交差物件 | 飛騨川 |
用途 | 道路橋 |
施工者 | 日本橋梁 |
開通 | 1926年(大正15年)[1] |
座標 | 北緯35度34分45.8秒 東経137度11分11.3秒 / 北緯35.579389度 東経137.186472度 |
構造諸元 | |
形式 | 吊橋 |
全長 | 115.8m[1] |
関連項目 | |
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式 |
特色
編集名称は飛騨川支流の白川のことではなく、西白川村(現・白川町)という地名に由来する。白川は白川橋の下流約100m付近で飛騨川に合流する。
JR高山本線白川口駅と白川町中心地を結ぶ橋であり、1926年(大正15年)の白川口駅開業に合わせて同年に完成した。現存する数少ない大正時代の近代吊橋である[2]。両岸に花崗岩製の袖柱がある[2]。2006年(平成18年)には土木学会選奨土木遺産に認定された。2013年(平成25年)3月29日には登録有形文化財に登録された[2]。
なお、中部北陸自然歩道のモデルコースである「パイプオルガンの里探訪のみち」のルート上にある[3]。
沿革
編集- 1926年(大正15年) - 開通[2]。開通当初は床は木製であった。
- 1953年(昭和28年) - 二級国道155号名古屋富山線(愛知県名古屋市 - 富山県富山市)になる。
- 1959年(昭和34年) - 二級国道155号は一級国道41号(現・国道41号)(愛知県名古屋市 - 富山県富山市)に昇格する。
- 1960年(昭和35年) - 白川橋下流約500mに飛泉橋が開通。国道41号は飛泉橋経由となり、白川橋は歩行者・自転車専用の橋になる。
- 1978年(昭和53年) - 修繕工事が行なわれ、床がコンクリート製になる。
- 2006年(平成18年) - 土木学会選奨土木遺産に認定。夜間ライトアップが開始される。
- 2013年(平成25年)3月29日 - 登録有形文化財に登録される[2]。