白山市立鶴来博物館

石川県白山市にあった博物館

白山市立鶴来博物館(はくさんしりつ つるぎはくぶつかん)は、石川県白山市鶴来朝日町にあった博物館である。石川郡鶴来町とその周辺の歴史文化風俗に関する資料を収蔵し、それらを展示・紹介することを目的としていた。

建物

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同博物館は鉄筋コンクリート3階建ての本館と、木造建築の山田記念館によって構成されている。山田記念館は、1962年昭和37年)に旧鶴来町出身の実業家・山田甚太郎(1884年 - 1974年)が別荘として建設し、1964年(昭和39年)に旧鶴来町へ寄贈したもので、三層の城郭武家屋敷(通称 朝日城)から成る。本館は1981年(昭和56年)に城郭と武家屋敷に併設するかたちで建設され、併せて石垣の改修も行われた。

沿革

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  • 1964年11月1日 - 山田甚太郎より寄贈された朝日城を、鶴来町立山田記念博物館として開館する。
  • 1981年11月1日 - 新館を増設し鶴来町立鶴来博物館と名称を改め、博物館法に基づく登録博物館となる。
  • 2005年2月1日 - 新設合併による白山市の発足に伴い、白山市立鶴来博物館と改称する。
  • 2013年10月 - 閉館する[1]

展示・収蔵

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  • 展示
常設展「つるぎの歴史と文化」
ふるさとの偉人コーナー
随時開催される企画展・特別展
  • 収蔵
絵画・彫刻・考古・歴史・民俗・自然資料・古文書など約13,500点を収蔵(2008年現在)

アクセス

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所在地 - 〒920-2111 石川県白山市鶴来朝日町81

出典

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  1. ^ 【2013年10月で閉館】白山市立鶴来博物館”. インターネットミュージアム. 2015年8月3日閲覧。

関連項目

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座標: 北緯36度26分52秒 東経136度37分56秒 / 北緯36.44778度 東経136.63225度 / 36.44778; 136.63225