登戸神社 (館林市足次町)

登戸神社(のぼっとじんじゃ)は、群馬県館林市足次町字登戸(のぼっと)の神社。高さ1m程度の石祠[1]

登戸神社
所在地 群馬県館林市足次町122-1
位置 北緯36度15分48.6秒 東経139度31分59.1秒 / 北緯36.263500度 東経139.533083度 / 36.263500; 139.533083 (登戸神社 (館林市足次町))座標: 北緯36度15分48.6秒 東経139度31分59.1秒 / 北緯36.263500度 東経139.533083度 / 36.263500; 139.533083 (登戸神社 (館林市足次町))
主祭神 ワタゴサマ
創建 安政2年(1855年)旧暦11月
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鎮座地

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鎮座地の地名の起源は、このように伝わる。寛文年間までは、このあたりを旧矢場川が流れて上野国下野国の境になっており、登戸を含む足次村は下野国であった[1]。その頃の対岸にあたる地域は、ハチガタ台地(郷谷村では八形、渡瀬村では八方表記)であったが、そこから足次に入るには、まず矢場川沿いの低地を渡り、のぼり坂を登る形となったという[1]。その登る地点をノボットと称したとされる[1]。現在の流れに矢場川を変えたのは、徳川綱吉だとされている[1]

歴史

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地域の人々にはワタゴサマと呼ばれるが、これは火伏の神である愛宕様の事であるという[1]。創建年の安政2年(1855年)、町内大火があり、再び大火を起こさないために、同年11月本祠が祀られたと伝わる[1]

交通アクセス

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脚注

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  1. ^ a b c d e f g 川島維知 著『館林双書 第15巻 館林の社寺』館林市立図書館、1986年、236-237pp

参考文献

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  • 川島維知 著『館林双書 第15巻 館林の社寺』館林市立図書館、1986年