町田市民文学館ことばらんど

東京都町田市の文学館

町田市民文学館ことばらんど(まちだしみんぶんがくかん ことばらんど)は、東京都町田市の公立文学館。元々この地にあった町田市公民館の建物の一部を再利用して使用しており、開館にあたって増改築が行われた。

町田市民文学館ことばらんど
町田市民文学館ことばらんど外観
町田市民文学館ことばらんどの位置(多摩地域内)
町田市民文学館ことばらんど
東京都西部における町田市民文学館ことばらんどの位置
施設情報
愛称 ことばらんど
前身 町田市公民館
専門分野 文学
来館者数 57,712人(年度間/2015年度末)[1]
館長 河井康雄
事業主体 町田市
管理運営 町田市教育委員会 生涯学習部
建物設計 大宇根建築設計事務所
延床面積 2,156.27m2[2]
開館 2006年平成18年)10月27日
所在地 194-0013
東京都町田市原町田四丁目16番17号
位置 北緯35度32分33.26秒 東経139度27分4.9秒 / 北緯35.5425722度 東経139.451361度 / 35.5425722; 139.451361
アクセス 町田駅ターミナル口徒歩8分
外部リンク 町田市民文学館 ことばらんど
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概要

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1997年平成9年)の遠藤周作死去時に蔵書や遺品の一部が町田市に寄贈されたことから[3]文学館開設の機運が高まり、当時の市長寺田和雄が開設準備懇談会を発足し、森村誠一を会長にスタートさせる。旧町田市公民館の閉鎖から4年間の準備期間を経て、2006年(平成18年)に開館した。町田は、江戸期より文人、歌人を多く出している。2000年代現在も赤瀬川原平常盤新平、など現役の作家、著述家、児童文学作家らが多数在住している。

交通量が比較的多い、文学館通り(旧・公民館通り)に面しており、建物は3階建て。1階に、町田ゆかりの文学者たちの著書やそれらが収蔵された資料閲覧室とパネル展示、喫茶コーナーがある。2階は展示室と講堂。3階は、研究会、読書会などの利用のための大小の会議室がある。

文学館が所蔵する蔵書は一部の禁帯出図書を除いて、貸出を受けることが出来る。

町田ゆかりの文学者

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刊行物

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  • 『町田ゆかりの文学者 ことばの森の住人たち』2006年
  • 『遠藤周作とPaul Endo(ポール・エンドー)― 母なるものへの旅』2007年
  • 『町田市民文学館蔵 遠藤周作蔵書目録(欧文篇)光の序曲』2007年

利用案内

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開館時間
  • 9:00~22:00(展示室は10:00~16:30、資料閲覧室の利用は10:00~17:00)
休館日
  • 毎週月曜日(休日の場合は開館)
  • 毎月第2木曜日(祝日の場合は次の平日が休館)
  • 年末年始(12月29日1月4日
  • 特別整理日等

脚注

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  1. ^ 町田市統計書第49号2016年度(平成28年度)版
  2. ^ 町田の教育2015町田市
  3. ^ 「町田に文学館」『朝日新聞』2006年10月7日 朝刊31p.

関連項目

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外部リンク

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